つれづれ日記

2002年

1月度

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2002/01/31
思案中
 やっと歯痛が治まったので、ウーハーの交換計画を立てている。それにしても今回の歯痛には往生した。やっぱりオヤシラズは恐るべし。

 さて、サブウーハー計画について少し。以前SWを交換しようと何度も考えて、図面まで設計はしていたものの、実は結局作っていないのだ。何をやっているんだか、、。

 それでも前回設計したものは、FW208Nの三発使いは今と同じなので、交換してもそれ程違わないのではないかと思い、やめていたのだ。同じユニットでも箱が変れば確かに音は違う。でも、やはりそろそろユニットを大きくしたいと言うのが今回の考えだ。

 理想は、能率の高いカーボン系のゴツイ30センチ8Ωのウーハーが欲しい。これは理由が色々ある。まず、ネッシーIIをまだ使うか、またはネッシーIIIに交換するにしても、僕は208ES二発までは必要ない。そこまでの大音量が必要ではないのだ。となるとウーハーは30センチクラス二発が適当か、僅かに足りない位だろう。だから30センチでも能率の高いものが必要になる。並列でコイルでハイカットするので8Ωがいい。でも30センチウーハーは以外に種類が少ないらしい。

 そこでいっそのこと、38センチ二発にしてもいいと思うのだけれど、この場合、今度はウーハーの能率が高くなりすぎると思う。となると38センチなら能率の低いものが必要になる。でも、何デシベルかというのはナンセンスで、これが実際やってみないと分からないから悩む。もうカンで行くしかないのだ。とにかくもう一度使えそうなウーハーを調べて見よう。(続く)

 

 

 

2002/01/28
二匹目のドジョウはなんとやら、、(オヤシラズ)
 今日、表題の通りオヤシラズを抜いたのだ。今回で二回目なんだけど、前回は去年の初め頃だったかな。ちょうど一年ぐらい前だ。

 ところで、前回は初めてだったので、もう怖くて仕方がなかったが、これが驚いたことに全然痛くなかったのだ。人から散々脅されていたが、全然痛みが無いぐらいだった。終わった後はケロッとしていたのだった。上手いお医者だなあ、と思ったのでその後ここにしか行かなくなったぐらいだった。今まで歯医者は大の苦手で良い思い出が無かったので、これは儲けものだった。こんなラッキーなこともあるもんだ。

 そこでこれに気をよくして、今回もまず大丈夫だろうと、意気揚揚?として同じ歯医者に行ったのだけれど、人生そんなに甘くない。今回は終わってから麻酔が切れたら、半端じゃないぐらい痛いのだ!現在オーディオどころじゃあない。なんでこんなに痛いのだ!?頓服を飲んだがイマイチ効きが悪い、もう寝るしかない。意識がモウロウとしている。やはり二匹目のドジョウはなんとやら、、違うか、そう言う問題じゃないぞ。しかし明日は収まっているんだろうか、、。

 

 

 

2002/01/26
LP額縁ケース
 これは昨日、ジェゴグのCDと一緒に買ったLP用の額縁。好きなLPのジャケットを入れて壁に掛けたり、机に置いて飾れるというもの。

 実は前からこれを探していたんだけれど、なかなか手頃な価格で使い易いものが見つからなかったのだ。今回見つけた額縁は、税抜き1390円(壁掛け金具100円別売)というものだった。上から単にLPやLDを差し込むだけの簡単な代物だが、これがなかなか気に入った。LPは入れようと思えば3枚は入れられる位の厚みがあるし、色もインテリアとしては無難。ベニヤ板と簡単な角材を使い、塗装してあるだけなんだけれど、1390円なら自作するより安いと感じたので、買ってみた。

 個人で自作すると、ホームセンターで材料を揃えただけで、多分この金額を越えるのではないかな。ベニア板は、少しだけ買うと以外に高いのだ。そう思って、出来合いを買ったのだけれど、自作派のくせに横着な考えかな?でも、とにかくこれは今まで探していたものの中では、一番実用的でハイCPで気に入ってしまった。一枚しか買わなかったが、もう二、三枚欲しいところだ。

 もともと「作る」と言う行為は好きだが、自作派の名折れかもしれないが、実は買った方が安い場合は、僕は自作しないのだ。スピーカーも本当は買った方が安いなら多分作らないだろう。ネッシーなんて作るのは本当に大変だし、、、。

 実は最近、そろそろサブウーハーの交換に、遂に着手しようと重い腰を上げたのだけれど、作るのが面倒だなあ。でもこればっかりは売っていないしなあ、、。さあ、そろそろやるとしようかな。

 

 

 

2002/01/25
ジェゴグ
 垣根を直したことを21日に書いたが、終わった後で、竹の切れ端が残っていたので捨てようとしたが、ここで変なことを思いついた。

 竹は垣根に使っていたので、マキのように半分に切ってあるが、これがまさに「ジェゴグ」に見えてきたのだ。アホラシイとは思ったのだけれど、細工をして何本か長さを変えて叩いてみたが、これが以外に面白い。結構いい音がするのだ。生音だからだろうが、とにかく切れが良くてアタック音がいい!。これで巨大になればもっと楽しそうだ。

 しばらく遊んでいたが、一人でこんなことをしている自分は、はたから見ると、間違いなく「変人」に見えるだろうな、、そう思って昨日はやめておいた。

 ところで今日、ジェゴグのCDの音が聞きたくなったが、以前のものしかないので、久しぶりに近所にある唯一の輸入CD屋さんに行ってみた。僕はもともとジェゴグやガムランの音が好きだ。また、民族音楽は特に好きなのだ。

 探してみると、そのCD屋さんはロックやワールドが多いが、僕の欲しいジャンルは殆どなかった。でも一つだけ見つけたのだ。左の「JEGOG CLASSICS VOLUME ONE」(Rest of World ROW-9905)があった。これは24Bit録音らしいが、確か以前、雑誌の記事にあったと思う。それからCDではないが、ADジャケットを壁にかけるためのケースを見つけたので買ってみた。(これは明日の紹介です)

 さて音はどうかと言うと、これがなかなかいい。少しオンの感じで音像は大きいが、バチ音の切れが良くて、重低音もたっぷり入っている。以前のビクターのシリーズより低域は音程が明確で気持ちがいい。曲は派手な方。

 ただ、ここでちょっと思うことがある。これはCDのせいではないのだでれど、ネッシーIIとFW208Nの組み合わせでは、実は個人的には少し低音がソフトタッチになるのに少し不満があるのだ。以前のFW220の方がもう少し腰が強い。でも、これでもまだもう一つの感じはあった。本当のことを言うと、ジェゴグやガムランはD-55で聴く方が好きなのだ。これはネッシーIIとSWに換えてからの悩みでもある。ネッシー派の自分がこんなことを言うのもおかしいが、バックロードホーンの押し出し感はやはり魅力的だ。ネッシーとサブウーハーでこれを出そうとするとかなり工夫がいるのだ。ピアノの低音にはSWの方が強いんだけれど、、。

 もともとジェゴグ、ガムランが好きなのでこれをなんとかしたい、と言うのが以前からの課題ではある。やっぱりウーハーを大きくしないと駄目かなあ、、。30センチのゴツイウーハーが出ないかな。

 

 

 

2002/01/21
いつかどこかで
 昨日、我家の垣根を少し直すことになった。竹と木を使って出来ているが、180センチ幅はあるのでそこを一部くり貫くので、結構面倒な作業になる。しかも一度全部掘り返して作業するのは都合が悪い。職人さんに頼んでやって貰えばすぐだが、これも予算がない。そこで自分で直すことを考えて、道具箱を漁っていたら、以前ずっと前に買っておいた「万能ノコ」という物が出てきた。

 これはサブウーハーSW−5MKIIの、FW220の2発使いをFW208Nの3発に変える時に、3発並列にすると、ウーハーのダクトのチューニングが下がりすぎになるので、既に出来上がっているSW−5MKIIのダクトを表から切り抜いて、ストレートダクトにしようとしたが、ノコが届かないので何か良い物が無いか?とホームセンターをぶらついていたら見付けた代物だった。

 このノコは、歯の方向を縦横左右、どちらにも向けることが出来るという便利なものだ。つまり持つ手は同じ方向でも、刃先は四方向に向けられるのでアイデアは抜群だ。しかも刃先は三種類付いていて、お買い得だった。

 その時は早速買って、しめしめと思いつつ家に帰り、いざSWを切り抜こうとしたら、これが考えが甘かった。自分のこぶしの大きさを計算に入れていなかったので、ノコは長くて届くが、握り締めて引けないのだ、、。なんというポカだろう。この時は結局断念して、ドリルと電動ノコを使い、上から強引に天板をくり貫いてどうにかダクトを切り取って事を得た。つまり無駄な買い物となった訳だ。

 それっきり使い道がないのでお蔵入りしていたが、今日になってやっと役に立った。まあ、そのときは後悔したが、今日引っ張り出して使ってみたら、これが実に上手くいってうれしくなった。垣根を掘り返さなくて済んだのだ。

 うーん、先のことは分からないものだなあ、、。その時は大失敗で無駄な買い物でも、いつかどこで役に立つかもしれない。今回も捨てなくて良かった良かった。そう言えば家には他にもこれに似た、すぐには役に立たない道具がまだまだあるぞ。まあいいか、そのうちなんとかなるだろう、、。オーディオのアクセサリーも似たようなところがあると思うのは自分だけかな。 

 

 

 

2002/01/19
最近の雑感
 今日、何時ものように雑誌を買いに行った。まだSTEREO誌やHiViや、レコード芸術などは、自分の地区では発売になっていないので、「AV REVIEW」が目的だったのだけど、「こんなスピーカー見たことない、図面集編III」が発売されているのに気が付いた。

 もちろん買ったが、当然のことながら新しい設計のSPは載っていない。やはりさびしい気分だが、以前よりは多少ましだった。少しは現実を受け止めて来たのかもしれない、、、。そう、先生のこと。実際にはあまり考えないようにしているだけだけど、、。

 次に、AV REVIEWを開いて読んでみた。これが正直面白かった。それは、いちかわさん新連載のしあわせ劇場に、なんとDVD−H2000、DV−S747A、SD−9500の比較記事が載っているではないか!!!内容は自分が望んでいた、三者比較だけにこれはうれしかった。しかも評価基準が明確なのが特に良かった。個人でこれだけの機器を揃えての比較はとても出来ないので、有難い記事だった。また、S747Aの感想もずばり書いてあるのでS747Aユーザーとしては、うん、うん、とうなずいてしまった。でもこれを読んだら、やっぱりH2000が欲しくなるなあ!。H1000を試聴したことがあるだけに、興味津々だ。でも記事にある通り、高いし一年後が不安だ。これを言っていると今の自分のようなことになるんだな(H1000結局買ってないし)。

 ところで、それからもう一つ面白い記事が載っていた。それは他の方による、違う観点によるHTPCについての記事が幾つか載っていた。これも非常に興味深い内容だった。それは自分が今、HTPCに傾倒しているからだというのが理由にある。

 僕にとって、HTPCと専用機は根本的に考え方が違う。目的は同じだが、アプローチが違うと思っており、正直どちらも捨てがたい。つまりどちらかが絶対だとは思っていない。また、自分が素人だからHTPCについては技術的に分からない部分というか、手を出せない領域があるので、それに対する勉強になった。

 個人的には、映画ソースはHTPC、ビデオ収録は専用機、そして肝心の「音」は専用機、というのが現在の自分の感想だ。HTPCも今後音が改善されればまた変ってくるとは思うが、現状の僕には、HTPCで自分の思うような音が出せるだけの技術力がないのだ。

 これは当たり前で、PCは基本的にHTPC用に作られているわけではないので、専用機のような音を自分のような素人が出せるわけが無い。HTPCは熱やノイズ対策などが絶対必要だと思う。これはオーディオ機器をみれば分かることだ。簡単にオーディオを越えたらオーディオなんかやっていられない。でも、正直今はHTPCがやめられないのが素直な気持ちだ。嗚呼、でも気分は複雑だな、、5.1CHと2CHをどうするか。

 こんなことで迷っていてどうするんだろう。そう思いながら、ふと図面集IIIに目をやると、先生がじっとこっちを見ておられる。そして、「いいんじゃないのっ、好きにやれば、、俺は・・・・だけど。」と言われている気がするんだけれど、・・・・が聞こえないのがさびしい、、。

 師よ、そこが聞きたいのです。

 

 

 

2002/01/15
レイアウトの悩み
 最近、ちょっとしたシステムのレイアウトに悩んでいる。それは、右にあるHTPCと言うよりは「パソコン」の位置だ。

 このレイアウトを見ると、ピュアオーディオ派の方やアナログ派の方なら、多分うんざりするだろう。まず、アナログの横にPCがあるなんて、、となると思う。実は自分もそうなのだ。確かに今、HTPCが面白くなって来たので手を出しかけているが、どうしてもこのレイアウトは不安がある。

 実際にも、PCマシンによって高域になんとなくノイズが出ているようだ。どういう経路で出ているかは分からないが、これはスペアナの20KHZと25KHZに僅かにハムが出ているので気が付いたのだ。僕の耳は悪いので聴こえないが、いつのも常用音量にするとかなりのレベルで出ているのは間違いない。これはマシンを変えると消えるのだけれど、逆にもっと高周波になっているんじゃないか、、と疑心暗鬼になっているのだ。アナログを聴く時は全てはずすのだけれど、今度は音は出ていなくても、PCのケースの鳴きがどうしても精神的に気になる。手で触るとビンビンいっている。

 PCをLD側に持ってくればいいじゃないか、と思われるだろうが、これが以外に厄介なのだ。まず、TEAC−25XSをDACで使っているので、LDの左側に移動すると、DACまでのコードが届かないのだ。また、コードの作り直しが大変だし、しかもコードは長くなるのでデメリットの方が大きくなる可能性が高い。

 そこでLDとプロジェクターの間にHTPCを持って来るレイアウトを考えたが、今度はDVD専用機とLDの、プリアンプまでのRCAコードが届かなくなる。そうなるとこれも作り直しだ。

 現在はRCAコードに、くずてつ船長考案の「6N単線自作コード」を使っているが、これがどんなに作るのが大変か、WEBを見て頂ければ分かると思う。はっきり言って、そう度々自作するのはもうしんどくて、いやなのだ。個人的にこのコードは気に入っているし、音は切れが良くてハイスピードで音場感がいいが、作るのは本当に大変なのだ、、。一組作るのに約一日はかかるし、しかも1.5メートル以上だと簡単じゃないのだ。(これは作れば分かります。)

 作るのが面倒だから買うとしても、これに近い音色のもので好みと言うと、以前ある方からお借りしたことがある、ベルテックのコードぐらいしか知らない。ただこれも音は好きだが値段的にちょっと手が出ない。

 そこでHTPCを専用機のようなケースにして、LD下に置くことも考えたが、これまた市販の本当に良さそうなものは高いのだ。しかも制約が多くて自分の思うようなケースというのがないのだ。これも自作しないといけないので、やっぱり直ぐには出来そうにないなあ、、。さてどうする?

 

 

 

2002/01/13
レンズクリーナー
 今日は、「レンズクリーナー」について、少し思うことを書こう。

 自分はレンズクリーナーを、3種類持っているのだけれど、最近左図の、「DVD用」のレンズクリーナーを買ってみた。今まで持っていたのは、オーディオテクニカ製の湿乾両用タイプと、同じくテクニカの乾式タイプである。クリーニング液が付いていても、これは使用したことはない。そしてどちらも小さな線のような毛が付いていて、これが何箇所か分かれて埋め込んである。

 ところが今回買ったものは、毛が一箇所しかついていない。更に、DVD専用で、CDとツインレンズ方式になっているものには使えないと書いてある。僕のDVP−S7000は確かツイン方式だったような気がするので、テクニカのクリーナーでは、もう一つのレンズを拭いているのか疑問に思ったので、今回はこれを買ってみたのだ。もちろんデッキに不具合があった訳ではないので、「気持ち」の問題で、たまには綺麗に埃を払ってやろう、という程度で買っただけだ。実際に読み取りがおかしくなったことは未だないし、CDも快調だ。ようは気分の問題だ。

 ところで、このレンズクリーナーと言うのは、普通の人には(自分も含めて?)自分が使っているデッキのレンズに対応しているかどうかが、非常に分かりにくいと思う。むしろ本当に分かって使っている人はそんなにいないのではないかな。僕もPC用のドライブの中はどうなっているのかは知らない。

 実は、前から知り合いの女の子達に、よくこのレンズクリーナーの相談を受けることがあるのだけれど、レンズの理屈を説明して、それから選ぶように答えても、全然理解できないと言う。これは当然だと思う。自分が使っているレンズの方式なんて分かっている人なんてそんなにいないはずだ。あなたのレンズはシングル?それともツイン?なんて聞かれて、答えられる訳がない。

 また、クリーナーの方も、毛が「お子様歯ブラシ並」に大きいのが付いているもがあったり、カーステレオではかからないものがあったりで、非常にやっかいな代物だと思う。中にはレンズに非接触で風で吹き飛ばす、なんて言うものまで見たことがあるから、普通の人には絶対理解出来ないのじゃないか?。

 と言う事は、レンズクリーナーはマニア向けのグッズと言うことになるのかな、、、。結局最後は幾つか買って、試してみたけど分からない、なんてことになっている場合が多かったりしそうだが、実際のところ普通の人はどうなんだろう。

 

 

 

2002/01/12
想像して楽しむこと(HMA−9500MKIIの抵抗)
 以前から、やろうかやるまいかと悩んでいることが一つある。それはHMA−9500MKIIのバイアス調整用の半固定抵抗の交換だ。今となっては太古のアンプだが、音は独特の切れ味を持っており、多くの人に支持されているので、まだ現役で活躍している所も多いだろう。

 ただ、自分の場合はさすがに現在で2オーナー目を経由していて古いので、とても新品の頃の音では絶対にない。アンプの側にしてみれば、自分のようなとんでもない奴に、一度徹底したオーバーホールをされて、強制的に扱使われて、枯れ切っているのに叩き起こされていると嘆いているかもしれない、、。本当はTA-N1が欲しいのだけれど、予算の都合がつかないのでまだ使っているのだけれど、「いい加減TA-N1に換えてくれよ〜」とアンプの方が言っているかもしれないな。でも、まだ動くし、、(おいおい)

 ところで、このアンプの弱点の一つに、バイアスの半固定抵抗の劣化がある。これはカーボン抵抗の非常に古い、今では絶対見かけないような抵抗が付いているのだけれど、これが劣化して規定の電圧にならなくなる。もちろん高すぎてもいけないし、むしろ高い方が壊れる可能性は高い。

 ここを規定電圧ピッタリにしている人もいるが、これは危ない!何かの拍子で、接点が過大側に接触不良を起こすとMOSの石が飛ぶ、とメーカーが言っていた。だから半固定のとても接触精度がいいのが理想だ。実際には、この頃はそれは無理だったらしい。自分のものも、ここが以前やられていたのでずいぶん前に交換したが、イマイチだ。そこでここを換えてみたいのだけれど、どうも文系の自分には腰が重い。当然改造になるので何が起きても文句は言えないし、やってはいけないが、それでも今動いているものが動かなくなったら嫌なので、そのままにしているだけだ。

 でも、最近の抵抗は綺麗でしっかりしていて、これに変えるとまだいけるかな、、、などと勝手に想像している。もちろん前の部品もちゃんと取ってあるので、一番初めに戻すことは出来るし、問題はない。ただし、電圧は低めになる。

 やっぱりやめとくか、、この調子で4年経ったな。想像はするけどやらないことって、皆さんはないですか?でも、なんで新しい抵抗があるんだ!?

(皆さんは絶対やらないでくださいね。これは僕の独り言ですからあてになりませんし、一切の責任はもてません。またメーカーは保障してくれません。)

 

 

 

2002/01/10
分かるかな
 今日は今年に入って、やっと二日だけの正月がやって来た。さて、ゆっくり何をしようかとコタツに入っていたら、完全に爆睡していて夕方になっていた。何と言う生活だろう、、。こりゃいかん、と言うことで起きて街に繰り出した。

 当然行く所は決まっている。そう、電気屋さんだ。と言っても、自分の地方はそんなにオーディオマニアが楽しめるようなお店はない。仕方がないので大手家電店で我慢である。都心に住んでいたら、、と学生の頃を思い出すとしんみりしてしまう。良かったなあ昔は、、。

 ところで、今日はアクセサリー売り場を眺めていたら、ふと、左のピンジャックカバーが目に入った。前から買おうと思っているうちに、もう5年は経っていると思ったので、今日は遂に買ってみた。現在使っているのは、アキュフエーズのプリの付属品だけなのだ。

 今日買ってきたものを見ると、時代は変わっていて、デザインは「スケルトン」だ。昔はグレーとか茶色なんて言う「如何にも的」な色だったが、最近は何でもかんでも「スケルトン」だ。終いにはオーディオ機器もそうなるかな。「スケルトンのパワーアンプ」なんてあったら不気味だ。いや、もうミニコンポはミルキーホワイトスケルトンが主流だっけ?

 どうでもいいが、話を戻してこのカバーは、オーディオテクニカ製だった。実は個人的にテクニカのファンなのである。何でかと言うと、テクニカは「こんなのないかなあ」と思うものが、以外にあるのだ。つまり便利グッズが多いので好きなのだ。それから以前はカートリッジ系の老舗だったが、その頃から値段設定がいい。高過ぎず、安物でないと言うところがニクイので好きなのだ。しかも何故か日本的な丹精なデザインが多い、つまり飾り過ぎないと言う感じかな。今回のピンジャックカバーは20個入りで450円だった。しかもピンの色が確認出来るのでいいのだ。(なんだスケルトンがいいんじゃないか)

 ところで、これをかぶせると、音が変わることがあると言われている。一個二個では分からないが、沢山使うとやはり音は変わるのが分かると言う。実際やってみると、全てに付けると変る気もする。付けた方がいいか、悪いかは分からないが、音は違うようだ。

 もちろんこれで音が激変して、システムに大きな影響を与えるとは思えないが、でも付けてしばらく聴いて、ある日はずすともっと変化が分かるかもしれない。そう言えば長岡先生が以前書かれていたなあ、ケースバイケースで決めるのが良いと、、。

 

 

 

2002/01/09
また妙な行動(最終回)
 ここ4日間、DELTA 410で随分いろんなソフトを聴き比べてみたが、やはりOS、ソフトウエアDVD、ドライバーその他でかなり音が違い、収集がつかなくなってしまった。このため、ここはオーディオ系のホームページと言うことで、今回は打ち切ることにした。

 総評としては、前回のRME96/8PSTと価格帯も近いので、ほぼ同クラスのサウンドだと感じた。もちろん両者一長一短で、どちらもそれなりの良さと言うか、音の違いはあった。ただ、まだ専用機の中級機クラスには、ダウンミックス及びリニアPCMにおいては、もう一つ及ばない感じは少し残る。でもリニアPCMの音は悪くないので、環境が変われば十分楽しめると思う。つまり細かいことを言わなければ、PCだからと侮れないという感じだ。専用機との違いは、少し腰高な音だと言うことと、低音の底力と瞬発力、中高域の質ではどうしても荒削りになる点だろう。これはソフトウエアDVDの影響も多分にあると思う。それと不思議だが、ビデオカードの影響もあるみたい、、。何故なら、これを変えると音が変わるからだ。何が何だか、やはり素人の僕には良くわからない。でも、音は独特の魅力があると感じるのは、自分だけだろう。(まだ懲りてないのだ)

 とにかくどう表現したらいいか分からないが、「素のまま出てくる」と言うか、「仕上げをしていない音」という感じだ。だからHTPCと言う単体を、本当に吟味して作り上げたら凄いものが出来そうな感じもしないではない。まだ大きな可能性を秘めているかもしれないし、、。うーん、、あと一息の音質が欲しいなあ。でもいつかそうなったりするかも知れない。

 これはとても勝手な想像だけど、例えばソニーは画像処理において、完成度の高いPCを作ることで定評があるが、このようなメーカーや、オーディオメーカーが本気でHTPCなど作ったら、専用機は危ういかもしれないなあ、。でもそうなると値段も高くなって、なんだ専用機じゃないか、と言うことになるのかな、、(終わり)

 

 

 

2002/01/05
また妙な行動(その二)
 さて、更新が遅いのでいつものようにサボっていた、、訳ではないのだ。実はDELTA 410をインストール、セッティングしていたんだけれど、これが色々難しいので往生していたのだ。まず、左が今回購入した「DELTA 410」で、右が以前試した「RME 96/8PST」である。見た目には右の方がパーツ類がしっかりしているように見えるのは、自分が素人だからかもしれないが、今回のDELTA 410は基盤が凄くシンプルだった。

 ただ、左下のコードを付けるのだけれど、計8本のRCAが付いていてなんだか仰々しい。もちろんこれを本体に付けないと、アナログアウトが出せないので仕方ないが、自分の環境では、全部使わないのでもったいない気もする。でも、もともとHTPC用のマルチチャンネル用にも設計されているから付いていて当たり前かな。確かに、マニュアルに「HTPCで使う場合」、と言う項目があるのにはびっくりした。HTPCと言う言葉は定着しているのね!?

 で、音の前に色々あった問題とは、、。まず、サンプリングレートが、マニュアルの説明通り自動ロックしないのだ。OSは今回、ウインドウス98SE、ME、XPプロと3種類クリーンインストールして試したし(もちろん1PCに1OSだけなので凄い時間がかかった)、別のマシンでもカードだけ付け替えてやってみたが、絶対自動で切り替わらない。なんだこれは??これに悩んで2日かかったが、結局手動でやるしかなかった。これは素人向きじゃないなあ。この点では、右図のRMEは使い易かった。とても簡単にドライバーがインストール出来て、アナログ、デジタルともに同時に出力出来るし、殆どオートだった。DELTA 410は、自分のような素人には、PCの知識とオーディオの知識とデジタル規格の知識がないと、ちょっと難しいように感じた。

 仕方がないので、まずはアナログ出力から試聴しようと思ったら、またまた妙なことに気が付いた。自分の環境は2CHオンリーだからあまり関係ないが、どうやら98SE、ME、ではマルチチャンネルが同時に出せないような気もする。それは、インストールしたアプリケーションに「選択タブ」がないのだ。ところが、XPでは「マルチ選択のタブ」が出てくる。どうなっているのかさっぱり分からない。まあいいか、、ということでやっと音出ししてみた。ところがこれが要注意で、初めてドライバーを入れて音を出した時は、一瞬だけノイズが出た。2台のマシン両方で同じ症状があったので、理由は分からないが、これから使う人は気をつけて欲しい。一回出るとあとは問題なかった。で、なんだかんだで、やっと音が出せたが、素人はこれだから困る。

 さて、アナログ出力は基本的に、PCの中に基盤が実装されるので、あまり期待は出来ないと思っていたが、これが以外に良かったので少しびっくり。歪感が少なくて繊細で抜けがいい。高級オーディオの音にはかなわないが、音楽物のDVDにはかなり良い感じがした。鮮烈な切れと、低音の腰の強さはイマイチだが、音そのものは、自分の好みに合っていた。バイオリンも歪っぽくならないし、カリカリしないのに切れがいい。RMEと比べても、歪感が少ないので聴き易い。RMEはダイナミックで元気はいいが、音は多少歪っぽいのが気になっていたので、これはその点ではDELTAの方が繊細感があって良かった。もちろんこれも環境によるので絶対ではないと思うが、、。但し、映画ソフトのダウンミックスでは、RMEの方がパワフルで豪快でマッチングがいいかもしれない。特に低域はRMEの方がパンチはある。

 次に、今度はDACにTEAC-25XSを使い、デジタル同軸出力を聴いてみたが、なんと、アナログの方が何故か切れとバランスが良いように聴こえる。デジタルは少しメローで甘口だった。おかしいなあ、、と思いつつ、今度はOSをXPで試したら、これがやっぱり変だ。アナログはMEの時より少し大人しくなる気もするが、やはり繊細感があって良い感じなんだけれど、デジタルは明らかに「高域が詰まったよう」な音がする。ここで気が付いたんだけれど、どうやら環境に依存するので、ドライバーの問題かもしれない。DELTAを使っている人に聞くと、これはDELTAの傾向だと言う。本当かどうかは分からないが、ドライバーは重要だと思う。素人がこんなことを言うのはおこがましいが、これには経験がある。

 何故か?実は、ビデオカードに最近RADEON8500LEを使ってみたのだけれど、始めは確かにどうしようもなかった。ところが、その後WEBからの情報で、色々新しいドライバーを入れてみたら、これが全然変わって来たのだ。それとエージングが凄くあるのにも気が付いた。まるでオーディオみたいだが本当なのだ。とにかく今回のDELTA 410は新製品だからもう少し待つとドライバーが良くなる可能性もあるだろう。とにかく音はMEで聴くアナログ出力が最も良かった。(つづく)

 

 

 

2002/01/02
また妙な行動(その一)
 この写真をご覧になって、これが何であるか直ぐにお分かりの方は少ないと思う。自分でも何を考えているのかと思うのだけれど、つい手を出してしまった、、、。これはHTPC用の「サウンドカード」なのです。そう、2枚目を遂に試してみようと行動に出てしまったのだ。

 これはM−AUDIO社の「DELTA 410」と言う、アナログ出力7.1CH対応の新型ミドルクラスのパソコンレコーディング用サウンドカードである。

 AVアンプもないし、ピュアオーディオ&マトリクス派のくせに、なんでこんなものを買ったか?つい最近、3年半ぶりにDV−S747Aと言うDVD専用機を新調したのだけれど、映画ソフトについては、さんざん色々視聴して悩んだ結果、個人的に絵については、「HTPC」を選んだのだ。確かにS747Aのプログレッシブ映像は素晴らしいものだった。

 でも、やはりHTPCには映画ソースにおいては、優れた面が多かったので、747Aはビデオ収録用、映画はHTPCとすることにしたのだ。これは悩んだけれど、自分に素直になろうと決めた。ストイックにオーディオの世界とは違う、という気持ちはあるが、どうしてもHTPCの絵からはなれられなくなったので、ここは割り切ることにしたのだ。

 で、HTPCの問題は「音」だ。ミドルクラスのグレードのカードは、まだ一枚しか聴いていないので大きなことは言えないが、それでもはっきり言って、HTPCでCDを聴こうとは思わない。トランスポートとしてTEACにかなうとは思えないし、実際これは無理だと思う。PCの音はオーディオの音のレベルまではちょっと厳しいし、現実まだ満足出来ない。もちろんTEACがHTPC用のトランスポートを作ってくれたら話は別で、これは絶対買ってしまう(笑)。とにかくCD用途にはHTPCは除外。

 そこで、もう一度DVD用途として試してみようと考えたので、今回の導入となった。実を言うと、DVD専用機の更に上のクラスの導入も考えているのだけれど、投資金額が高し、もしこれでHTPCに絵で差をつけられたらくやしいので、もう少し安くて済む方法として、この選択となったのだ。

 ここで一つ思うことがある。勘違いされそうだが、自分はこんなことばかりしているので、映像派だと思われるだろうが、実はそうじゃない。それ位「音」にこだわりがあるのだ。自分のテーマは「音」なのだ。確かにVは好きだ、でもそれ以上に「音」に神経が行く。シンプルなリニアPCM2CHステレオを、気に入った「音」で聴きたいのだ。

 実際のところ、音の良い音楽物のDVDも存在する。だからマルチCH、DD、DTS、に行く前に、どうしても2CHを何とかしたい。但し、今回このカードを選んだのは純粋に新製品ということと、別メーカーで値段が前回のカードと同じ価格帯だったのが理由だ。これ以上のカードはあるが、端子がBNCだったり、コンシューマー用のオーディオとしては使いにくいものが多いので、RCAが付いているものを選ぶとこのあたりになる。もう少し上のクラスでないと結果は同じような気もするが、さて、音はどうだろう、、。(つづく)

 

 

 

2002/1/1
新年明けましておめでとうございます
 皆様、新年明けましておめでとうございます。m(__)m

昨年中は、本当に多大なるご支持を頂きまて、大変感謝致しております。また、当ホームページも、一周年を迎えることが出来まして、言葉も御座いません。皆様有難う御座いました。

不定期な更新ペースでは御座いますが、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

 昨年はプロバイダー移転のことで、煮え切らない更新となっていたことを深く反省しております。今後しばらくは、HP容量も増えましたことで、近日中には、完成していないページを全て更新して行きたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

2002年 元旦

(仕事柄、今日から仕事始めとなりますので、更新は深夜となります)

 

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