つれづれ日記

8月度

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2001/08/30
めぐり逢えたら、、
 もう8月も終わりに近い付いてきた。そろそろ多忙から開
放されたい。欲しいもの、作りたいもの、行きたい所、と色
々あるな。HTPC用サウンドカード、HERICON、ネッシーIII
その他諸々。全然先に進まないけど、、。

 ところで、欲しいものの一つに左記のレコードがある。こ
れは、ジェームスニュートンハワード&フレンズのアナログ
である。古いねえ、と言われるかもしれない。これがそんな
に良いの?と言われるかもしれない。実はこれは盤質の差
が恐ろしいほどあって、まったく違うレコードのように聴こえ
るぐらい、良いものにめぐり逢えたら驚くのだ。でも、今持っ
ているのは、悲しいかな、全部「ハズレ」なのだ。初期盤、
後期盤、180g盤、後期180g盤、と持っているけど、どれも
いまいちなのだ。初期盤の中に良いものがあるのだけど、
自分のは、これがハズレなので仕方ない。ある方に初期盤
を何度かお借りしたが、これが凄いのだ!切れが良くて、
鮮烈で、立ち上がりが恐ろしくいい。これを聴くとアナログ
が信用出来なくなるほど、盤質の違いと言うのはあるのだ
と再認識する。正確にはスタンパーの違いかな。

 もちろん他に欲しいレコードは沢山あるがこれが一番思
い入れが強い。ロックだし、電気楽器だし、古いが、良いも
のを聴いたことがあるだけに、その違いが気になって仕方
がない。まあ、これがアナログの世界なんだろうなあ、、。

 

 

 

2001/08/27
あと少しだけ、、
 VRDS-25XSのコンセントプラグについて、皆様から情報
を頂いたお陰で謎が解けました。有難う御座いました。当
然ですが、全て完璧ということはないようで、25XSの件は
仕様ということでした。(わざとじゃなかったのね!)対策に
ついては今後の課題ということで今日はツイーターのお話
です。ではいつもの調子で日記を、、。

 現在ツイーターはT500Aを使っているが最近T-900Aの話
題がちらほらと気になる今日この頃。と言うのは、208ESに
T-500Aを、コンデンサーを0.68μF〜0.82μF位で逆相接で
使うと、ツイーターとのクロス付近の落ち込みがなんとなく
気になっているからだ。F特上はなんとか綺麗につながる
ようには出来るのだけど、聴感上は僅かに薄味になる。D
Fリングによって208ESが強化されたので更に欲が出て来
たのだ。

 スムースにつながるんだけど、張り出してくると言う感じで
はないのだ。もちろん好みの問題だから人それぞれだとは
思うが、自分はもう少しせり出す感じが欲しい気がする。だ
ったら0506IIを使えよ、と言われそうだが、音のキャラクタ
ーはT-500Aの方が好みなのだ。自然だけど切れがよくて
締まりのいい音なのだ。0506IIも我が家で聴いてみたが、
とてもいいのだけれど、「自然な感じ」と言う点では、少しだ
け好みと違う。ただ、高域がT-500Aより少し低い帯域から
使えるのと、シャープで散乱する感じには魅力大だけど、
それでも出来れば今後は現行製品を使いたい。

 そこでT-900Aはどうなのかな、と気になるのは人情だろ
う。グレードはT-500Aの方が上かもしれないが、音は単純
じゃない、と考えるのはマニアの方なら分かって頂けると思
う。うーん、、思い切って買ってみるかな。それともT-500A
のコンデンサーを、あと少しだけ大きくしてみるか、、、。
でも1.0μFにすると自分の音量では耐入力が少し苦しいか
なあ。例えば自衛隊などのヘリは持続音だし、他にも怖い
ソフトは多いし、、。さてどうするかな。

 

 

 

2001/08/23
VRDS-25XSのこと
 ある方からVRDS-25XSについてのご質問のメールを頂い
た。それはコンセントプラグが、どうもグラグラして頼りない
のでこれは正常なのでしょうか?という内容だった。実は
以前、自分も25XSを導入した際に、同じように感じた。プラ
グ自体はきちんと嵌るが、メス側の方が全体にふらふらす
る感じがあったのだ。音を出してみたがまったく問題ないし
むしろ音の良さに驚いたぐらいだったので、あまり気にしな
いことにした。よく考えてみると、これはわざとここをフロー
ティングしてあるのかな、という気もする。この部分は本体
のキャビネットに直接付いていないのではないか、、。つま
り、リジット構造にするとここがフローティングしていないと
コードから振動してしまい、本体に影響が出るのでわざと
このようにしているのかもしれない。メーカーに確認してい
ないので分からないが、25XSをお持ちの皆さんの本体は
いかがでしょうか?

 音が気に入っているのですっかり忘れていたけど、そう言
えば、このCDプレーヤーはここが不思議だな。また、50は
どうなのかしら、、音も聴いてみたいな。

 

 

 

2001/08/19
ソフトウェアDVDいろいろ〜♪
 今日は、懲りない話だけど、HTPCについて少し書こう。
HTPCの不思議さに惹かれて最近試してみたことがある。
それは、使用するソフトウェアDVDをいくつか集めて試聴し
てみたのだけれど、各社それぞれに、画質音質が少しず
つ違うのだ。まず、先日購入した、X20と言うビデオカード
を、今まで使用のソフトPOWER DVDからWIN DVD3.0に
換えてみたら、気になっていたガンマの部分と色の濃さが
改善されてとても良くなった。どうやら相性があるみたいだ
なあ。もちろん好みの問題だけど、、PCにもっと詳しい人
なら、画調整を更に追い込んでカスタマイズ出来るのかも
しれないが、素人には絶対無理なので好みのソフトウェア
DVDを選ぶという方法になる。ということはこれが自分には
いいのかも。

 但し、問題は音だ。これは画質以上に差があるようで、自
分はいまだにマトリクスサラウンドにこだわっているので、
これが厄介なのだ。例えば、同じPOWER DVDでもバージ
ョンの違いで全然音が違うのである。新しい方がエラーや
ノイズが改善されているんだけど、何故か個人的には前の
バージョンが好みなので難しい。しかし、古いバージョンは
写らないDVDもあったりするので画質面では難があるし、
ノイズが出る時もあるのが難点。新しいバージョンのVR−X
ではこれが無く、安定している。

 世間では5.1CHが主流だから、自分のような使い方をす
ると当然不具合が出てくるのは仕方ないようだ。とにかく
HTPCは複雑過ぎる。音のエンコードの仕方がいろいろ違う
ようで、どれが正しいのかさっぱりわからない。専用機の音
場感に近いのはPOWER DVDVR-XとWIN DVD3.0のよう
に感じるが、個人的には歪感はあるがPOWER DVD2000
も捨てがたい、、。でも「60セカンズ」が写らないのは困る。
もっといろいろ集めてとにかく試してみるしかないかな、、。


 (ご注意)
 HPをご覧頂いている皆様は見ているだけにしてください。
なにせHTPCは機器を壊す危険を持っていると言われてい
ますので、はっきり危険対策が分かってからにしてくださ
いますよう、お願いいたします。

 

 

 

2001/08/17
真打登場
 さて、昨日に引き続きDFリングの最終セッティングを行っ
た。FE208SSで久しぶりのピュアパルプコーンの音を楽しん
だ後は当然、真打208ESの取り付けだ。やることが遅いな
と言わないように、、。こんないいリングが手に入ったもの
だから、色々試してみたくなるのはオーディオマニアの性
だから仕方がない。また、これは貴重な経験にもなると思う
のだ。もちろん測定もしている。ツイーターが前に飛び出す
のはこれはF特の関係である。SSでは、高域のオーバー
ラップが多いので、それ程位置決めはシビアではないが、
ESは高域が早めに落ちるのでセッティングが少しシビアに
なるのは、以前長岡先生が書かれていた通りである。

 また、今回はとんぼさんに追加加工で、リングとネッシー
本体の取り付けに、今までの6ミリステンキャップがそのま
ま使えるようにして頂いたので、これが凄く具合が良くて、
取り付けが実に簡単で、しかもガッチリ止まるのだ。だか
らこの様に、いとも簡単にユニットが交換出来るのだ。これ
は言うことなしで、極めて精度がいいのだ。とんぼさん、
どうも有難うございました。

 早速音を聴いてみたが、これはいい!音像が引き締まっ
てきて透明感が高い、高域の分解能、音の立ち上がりが、
とても良くなった。208SSを付けた時に、これはESにもいい
だろうと思ったが、予感的中だった。それぞれのユニットの
持ち味が拡大される感じだった。こうなると俄然、ウーハー
にも付けたくなってしまった。ウーハー3発全てに付けると
これは利きそうだ。ネッシーIIIを作るなら、いっそSW-7も
作りたい、それでもって全てDF仕様にしたら、、と既に頭
の中は、取らぬ狸の皮算用である。ESにつけても低音は
以前に比べて引き締まってきたのでウーハーなら、と思
わない訳がない。

 ところで、DFリングについて思うこと、、こんなに安くてい
いのかな、、。とんぼさんにひたすら感謝して居る今日で
でした。

 

 

 

2001/08/16
悪魔の囁き?
 この時期、仕事柄とても忙しい。なかなか音を聴く暇がな
くて不満が溜まっていたが、今日、やっとDFリングを取り付
けたのだ。ところで「おやっ?」と思われた方も多いと思う。
そうなのだ!何を血迷ったか?208SSを付けてしまったの
である、、。リングを付けようと、ネッシーを倒したまでは、
その気はなかっのに、DFリングを取り付けたら、何やら自
分の心が囁いた。「208SS聴きたいだろう、今しかないぞ、
本当は好きなんだろう、未練があるんだろう?」そこからは
記憶がない!?。

 というのは半分冗談だが、急に聴いてみたくなったのは
事実だ。折角だからもう一度聴いてみるのもいいかなあ、
という訳で、早速音だししてみたが、はっきり言って懐かし
い!音が前面に飛び出してくるし、張り出しがいい。生々
しというか、何もかも吐き出して来るような音だった。リング
を付けたせいもあって、以前より更に強烈な感じだ。

 ただ、現在はESで音決め調整をしていたので少しハイの
バランスはいまいちで、ちょっとキツイ。改めて、使いこな
しの重要性を感じた。つまりESのエージングが進み、それ
を自分なりにコントロールしてきたのを実感したのだ。久し
ぶりに聴くSSの音はいいが、これはこれで調整していかな
いと本来の良さは出ないと思うし、SSが素晴らしいユニット
だということは実感出来たので楽しかった。ではこれで行く
のかというと、そうではない。自分はESを選ぶのだ。常に
新しい方へ向かっていかないといけないと思うからだ。た
だ、SSは持っていても楽しいとは思う。

でも、次はESによるネッシーIIIに移行したい!!また猿真
似か、と言われるかもしれないが、一度は使ってみたい。
何故なら、それはES用に設計されたものだからだ。そして
自分はやはり共鳴管が好きなのだ。この開放感はやめら
れないな。

 

 

 

2001/08/12
バナナプラグ
 以前から気になっていることがある。それは私はサブウ
ーハーのスピーカーコードの接続に、バナナプラグを使用
している。バナナプラグは、接点に少し難があるということ
を、長岡先生が書かれていたことがあるのだけれど、実際
今の2302Vに使っているのはWBT社のバナナであるが、こ
れが非常に強固にがっちりと固定出来るので、とても気に
入っているのだ。確かに今まで、スピーカー付属のバナナ
端子は、つないでもぐらぐらしていて、とてもじゃないが、使
う気になれなかったけど、我が家では8スケのキャブタイヤ
をこのスリーブに入れてねじ止めしてから、アンプの端子に
つなぐと、まったくと言っていいほど動かなくなる。ガタは
まったく感じない。

 音も、線材をアンプの端子に直接芯をむいで、ターミナル
で締め付けるより、バナナで固定した方が良いような気が
している。

 本当にバナナは良くないんだろうか?条件によっては、
バナナの方がかえっていいのではないかと最近思い始め
ているのだ。これはWBTの良さを物語っているのかもしれ
ないが、、。とにかく今の状態では、自分はバナナの方が
好きだ。アキュフェーズのような大型のターミナルがついて
いれば、その方がいいが、このアンプの端子にはこの組合
わせの方が何故か結果が良いのだ。ケースバイケースか
なあ。

 

 

2001/08/09
お盆の頃は
 もうじきお盆だ。小さな頃から、自分は婆さんに、お盆は
「大切な身近な亡くなった人の魂が、自分のところに帰って
くるんやで、そっと会いに帰ってくるんや」と言われて育った
のだ。そのせいかどうか知らないが、この時期は故人の夢
をよくみるのだ。そして色々思い出すことが多い。

 もちろん長岡先生のことも思い出した。初めて方舟にお
邪魔させて頂いた時のことだった。左図のCDを方舟で聴
かせて頂いたのだけれど、これが凄まじいほどショッキン
グな音だった。以前からセミナーで色々聴いていたが、こ
の時は格別だった。実際には、この時はKM001だった。
左図はクラフィンスピアノ(KM008)

このCDは先生の本の紹介で、東京まで買いに行ったのだ
が、凄いと言われるので、我家で期待して聴いたが、はっ
きり言って、普通の音だった。この時は方舟では聴いてい
なかったのだけど、なんでこれが凄いと書かれているの
か理解出来なかったのだ。

 そこで、意を決して方舟にお邪魔したいと、お願いしたの
が方舟乗船の初めて時だった。そしてこれを聴いてもう言
葉がないほど驚いたのだ。なんだこれは!!こんなピアノ
の音は初めて聴く。特に低音が普通じゃない!

 この時、この経験がなければ、今の自分の「はこぶね」を
建ててはいないだろう。それぐらいこの音を出したいと、そ
の時切望したのだった。再生が極めて難しいのだ。

 実を言うと、未だに完全に再生出来ないのが本音なんだ
けれど、人生において、出会いというのは本当に、時として
運命を変えるものだと思う。他にもAD時代から先生の推薦
盤は多くあるが、CDの中ではこれが自分の記念盤なので
ある。それぐらいこのCDには思い入れがあるのだ。いつか
満足出来る音で再生したいな。

 

 

 

2001/08/07
きらきらひかる
 再び、リングについて経過を少し書こう。以前の日記で、
とんぼさんに作って頂いた
DFリングのことを書いたのだけ
れど、その時取り付け穴の寸法が5ミリだったので、現在
のネッシーにそのまま付けられないのでどう料理しようかと
思っていたら、あっさり、とんぼさんが追加加工をして下さ
ることになった。6ミリのステンキャップがそのままリングと
ネッシーの取り付けに使えるようにしてくださることになった
のである。これはうれしかった。なにせ今回は何人もの方
の一括注文だと思っていたので、下手に素人注文をする
のは問題かなと思っていたからである。むしろプロには何
でも相談してみるものだなあと痛感した。

ただ、少し気がかりだったのは、こうするとリングの穴の
厚みが多少薄くなることが、欠点ではある。

そこで、別件でお世話になったある方にも相談したら、む
しろバッフルに沢山穴を空ける方が、かえって強度の点で
不利かもしれないということで、やはり早速追加加工をとん
ぼさんにお願いした。加工はあっという間で今日、出来上が
って手元に届いた。とんぼさん、有難う御座いさました。
今回は特注で大変助かりました。

さて、手にとって208SSでシュミレーションしてみたが、正解
だったと感じた。8本のボルトで止めるので、まず問題なさ
そうである。もう気分はきらきらひかる?で俄然早く付けた
くなったのは言うまでもない。ユニットとリングの取り付け
は、5ミリで変更なしである。

今のネッシーが無傷でこれに交換出来るというのは本当
に具合がいいなあ。よく考えたら、フォステクスのリングは
確か5ミリだったので結局買わなかったんだっけ、、違った
かな。208ESの星型が少しずれると言う意見もあるが、これ
アイアンスワンでやってみて、まったく気にならなかった
ので、今回は全然気にしていない。

問題は全て解決。さあ、取り付けだ!

 

 

 

2001/08/04
ザ・セル
 最近買ったDVDを紹介しよう。劇場公開時にはかなり話
題になった作品なので、見られた人も多いと思う。

 まず、VAマニアとして、一番気になるのが画質だ。これが
かなりいいのだ。フォーカス感では、先に紹介した「イン
ビジブル」にはかなわないが、きらびやかで、色濃くて、綺
麗な映像は必見。なんとなく、昔のパイオニアのデモディス
クを思わせるシーンもある。少し白飛びの部分もあるが、
幻想的でなかなかいい。とにかく特撮が凄い。舞台劇み
たいな部分と合成映像らしき部分が交差して、まさに「夢
の中」といった感じだった。

 但し、内容は少しグロいなあ、、。まあ、R−15指定で公
開されたと聞くから、仕方ないかな。家族で楽しむと言うよ
うな映画ではないのは、確かだと思う。長岡先生が観られ
たらなんと言われただろうか。

 それから、ジェニファー・ロペスはミュージシャンとしても
個人的には好きだったので、今回は、更に女優としても好
きになった。それでもアクの強い映画だな。

 

 

 

2001/08/02
掲示板探しとオーディオ
 ネオシティーが閉鎖になると言うメールが来た。詳細につ
いては色々言われているが、本当に残念だ。使いやすくて
見やすく、素人にはもってこいの掲示板だった。でも、もう
次を探すしかないので、あれこれ検索してみた。どうもツリ
ー型が気に入っているためか、同じようなものを一所懸命
探すはめになった。一応似ているものを探し当てたが、ど
んな所かまだ良く知らない。しかも以外に数が少ない。

 なんだかオーディオに似ているなあ、、と思うのだ。例え
ば、MOSアンプが気に入ると、MOSばかり気になるように
なる。そういう時に限って、案外見つからなかったり、自分
の条件に合わないことが多い。プロジェクターもそうだった
なあ。1252QJに物凄く憧れたが、その時は自分の環境に
は合わず、買えなかった。だからその反動で、どうにか似
ているものを、、、と探して、ついに70QJを買ってしまった。

 ずっと憧れていたものが手に入らなかった時は、その反
動が大きいのだ。いわゆる「未練」というやつだ。まるで仇
でも打つかのようになるのは人情だな。それでも手に入ら
なかったものは、いつまでも憧れている、、。

 先日、くずてつさんのところで1252QJを観せて頂いたが、
やはり自分がほれ込んだのは迷いがなかったと実感した
のだ。綺麗だ、、黒方向のガンマが素晴らしい。黒浮きだ
という人もいるが、自分はこれが好きだ。もちろん70QJも
とても気にっているが、1252QJは7インチ管でこれだから
凄いといわざるを得ない。

 それから、方舟の音も凄く憧れたなあ、いや今でもだな。