はこぶね内部 1

 

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内部をランダムに紹介致します

防音ドア
遮音ドアは難しい? まず、はこぶねの入り口ドアは、ちょと見にくいのですが、アルミタイプドアの中で一番コストの安いタイプを2枚使い2重にしました。ただ、正直なところ、ドア単体の遮音の点だけに限ってはもうひと息でした。(素人考えの私の知識不足が原因でした。)

これはとても勉強になったのですが、各サッシメーカーから出ている遮音ドアは、遮音等級という基準に基づいて作られているのですが、この基準は、125HZ以上の音域についての基準がメインなので、125HZ以下のいわゆる「低音域」については、構造体による遮音力にかなりの差があるらしいのです。このため、同じ遮音等級のドアであっても聴感上の低音域の音の漏れ具合は違うようでした。例えば、同じ遮音等級(D−35などの表記)のアルミドアでも、メーカーによってはドア内部に吸音材以外に鋼板が入っていてとても遮音力のある1クラス上のドアに匹敵するものもあるようでした。

ただ、実際はこんな工事は滅多に個人ではしないことですから、幾つかのドアを試してみるなんてことはもちろん出来ないので、一発勝負でした。もしこれからドアを設置するなら、カタログにある内部構造をよく見て比較し、同じ遮音等級であっても「出来るだけ質量の大きいと思われる構造(鉄板が入っているなど)、パッキンの頑丈なもの」を選んで2枚ドアにしたいです。VAをするには遮音が良過ぎて困ることはまずないでしょうから、。

 

はこぶね前景
前景です はこぶね前景です。小物かゴミか分からない物が、ごちゃごちゃと転がっています。(見えないようにしたつもりですけど、、。)片付けは、特にに苦手です。

 

照明(電球)
電球 天井からぶら下がっているこの照明用電球は、レフ球という代物です。初めは普通の安い蛍光灯を4基付けていました(下図参照)。が、蛍光灯は1つ切れ始めてチカチカしだすと、もう続けて殆どがウインク状態になり、交換が手に負えなくなるので、ハイCP定番?の白熱ボール球にしようとしたのですが、今度は部屋の中で自作スピーカーを作る私には、ちょと暗かったので(我が家は、外で工作すると、近所迷惑になるのです)、このスポット型のレフ球に落ち着きました。

コードは2スケの小判型キャブタイアでもちろん自作。1基あたり、工作費1000円以下!でとても安上がり?ただし、コードは電灯用でないと多少熱くなり、不安もあるので今後交換予定です。

 

スクリーンの仕掛け?
壁掛けスクリーン スクリーンはどうなっているかと言うと、キクチ製の120インチの2.8ゲインのビーズタイプを使用しております。

初めは、同社の2.6ゲインのものだったのですが、キクチさんにお願いしたら、既に生産中止のもので、2.8ゲインの布地がほんの少し余っているとのことだったので、無理にお願いして2.8ゲインで最後の1枚として作っていただきました。ただし、「ゲインは本来の2.8ゲインより落ちている可能性があるのでノークレームでなら」との条件で作ってくださいました。結果はまったく問題ありませんでした。キクチさんありがとうございました。

取り付けは、電動の様な高価なものは買えないので壁掛け式を、建築職人さんに頼んでブースを見つけてきて貰い(ボルトの長ーいようなもの)、それに自分で金具をホームセンターで買ってきてぶら下げることにしました。そして、黒の布地(1メートル当たり100円)を適当に切って上からぶら下げて、どうにか見た目をそれらしくすることに成功しました。トータル3000円位で出来ました。ぱっと見は電動式に見えませんか?

 

換気口
換気口 これはスクリーンの裏にある換気口です。これは部屋内側ですが、室外には横に2.5メートルずらして同じように穴を空けて同じくフードを付けています。

室内側のもう1つの換気口は、下記の写真のように天井付近に同じく穴を空けて、こちらは念のため電動ファン(お風呂用!)を付けています。

しかしこのファンの後ろ(外側)はすぐに外部に面しているわけではなく、上記と同じように横に2.5メートルずらして排気口がありますので、「排気押し出用」と言うべき構造になっています。

 

大きな窓と換気口
でかい窓 こちらはもう1つの換気口と、南側のでかい窓です。窓も色々苦労しましたが、音響建築の本などを読むと非常に面白い音の性質についての内容が書かれていて勉強になりました。

ただ、実は窓を選んだ後で理屈が分かって来たので、あまり意味がなかったような気がします、、。(^_^;)

例えば、私のような素人は2重窓と4重窓なら、4重が絶対良いと思っていましたが、そう簡単ではないのですねえ!

特に「コインシディエンス現象と透過損失」と言うのがとてもややこしいのですが、コインシディエンス現象と言う、二枚の壁またはガラスの厚みとその間の空間の大きさで、特定の周波数の遮音が落ちる現象は実際に起きますので、本当に体験するとびっくりするような不思議な気分です。

 

床コンセント
床コンセント 床コンセントは、初めフロアコンセント(写真左上)を付けていましたが、ポップアップ式のためどうしてもグラグラして不安だったので、いっそ床そのものへ、外付けコンセントボックスをくっ付けるような感じで、露出型ボックスを付けました。

つまづくと危ないので、電気屋さんに止められましが、よく気をつけるということで変更しました。資材費はこの方が遥かに値段が安かったのでびっくり。

しかし、人には絶対薦められません!危険です。

はずしたフロアコンセントは他の部屋で再利用しています。

 

はこぶね内の階段
階段 はこぶね内に降りる階段は、ブロックで組み上げ、その上からモルタルを塗り固めているので、当然ごついです。が、本当はカッコいい鉄骨式にしたかったのですが、予算の絡みでこうなったのです。左官工事に含んでもらえるので、別に費用がかからないということで直ぐOKしてしまいましたが、階段下のスペースがないので収納場所として使えないのが難点です。嗚呼勿体無いなあ、、。でも、リアカノンを置いてもふらつかなという利点もあるのでまあいいか、と。

また、階段の「滑り止め」も業者にお願いすると後で変更出来ないので、自分でホームセンターに行って、夜光性の安いものを買って付けました。見た目は当然自作レベルですが、、。

 

 

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