つれづれ日記

2004年

7月度

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2004/07/30
音の風景
 で、先日の続きと言う事で、

 今回ご来訪の大御所の方とは、、何と!あの史上最強の生録CD-Rの製作者である「SY-99さん」なのであります!。

 

 いや〜緊張しますねぇ〜、ドキドキするな、と言う方が無理です、、本当に。

  (SY-99さん、この度はご遠方よりお越し頂きまして誠に有難う御座いました。m(__)m)

 

 さて、それもそのはず、オーディオの趣味としての趣向は、「音を聴く」ことである。

 でも、我々が聴いているCDやAD、勿論SACDやDVD-Audioもそうだが、これらは、メディアとして出来上がったものを、「リスナー側」が「自分の音」として楽しむのであるから、どんな音で聴いても良いわけだ。これは、録音現場にいないのだから、元の音は愚か、工程についてもまったく関与していなのだから、何も知るよしもない。だから自分の判断で完結する。

 つまり、再生された音は、リスナー側の価値基準となるわけだ。例えば、元の音はこう言う音なんだろうな、と勝手に解釈して終わりである。

 ところが、今回の場合は、実際に現場で生の音を聴かれ、そしてそれを録音されて、その後オーディオシステムでどこまでそれが再現出来ているかを、全て分かってしまわれる方がお越しになるのだから、さあ大変!。

 しかも、SY-99さんの録音を聴かれたことのある方なら、ご理解頂けると思うのだが、素人がただ単にマイクをセットして適当にその場を録音されたのとは、まったく次元が異なり、如何にして耳で聴いた音を、再生する際に、最大限その場を多くのシステムで再現出来るか、と言うことを念頭に録音されているので、再生システムのキャラクターや個性、はたまた欠点などが浮き彫りにされるのである。

 素人には、こわ〜い、のである。(^_^;)

 まるで試験を受ける感じと言いましょうか、、。

 

 で、まず初めにかけて頂いた、野鳥のCD-R「森の中から」の録音には、僕はもうでんぐり返ってしまった。。。

 明け方のその空気の中、、まるでその森の中に、ただ鳥が自然に鳴いていると言うようなものではなく、そこには、鳥たちの日々の生活が感じ取れると言うか、鳥も毎日生活して、今日は誰が何処を通って、時間と共に次の鳥達がやって来る、、人間で言う所の、朝の交通模様のようなドラマが展開されるのであった。また、そのドラミングや鳴き声には、鳴く時の感情のようなものさえも収録されていて、これにはじばし絶句であった、、。正に「音の風景」が見えるような音なのである。(これは絶品!)

 この録音の凄さは、聴かないと分かってもらえないと思う。でも、聴いてしまうと、思わずハッとすること間違いなし。音楽でないからそんなことはないだろう、と言う人には、聴いてもらうしかない。

 それ位素晴らしい録音なのである。これは僕の素人のイマイチな使いのなしのシステムでも、この収録の素晴らしさはハッキリと感じることが出来た。つまり、これがSY-99さんの録音の素晴らしさなのである。

 ここで二つ重要なことがある。

 一つ目は、これを「多くのシステムで再現出来るように収録されている」、ということ。

 もう一つは、これが加工一切なしの、マイクセッティングの工夫によるもののみだと言うことだ。

 つまり、ちょっとやそっとでは、こんな音は録れないのである。ただ単に生録した、と言うようなものではないのだ。これが伝わってくる点が、SY-99さんの恐るべき収録と言われる所以だと僕は思っている。

 

 また、今回はSY-99さんと実際にお会いして、録音に対する様々なご苦労や、テクニック、その他、CD-Rや、ご自身のホームページだけでは語りつくせない程の濃い内容を、色々とお伺い出来ると言うチャンスにも恵まれたのである。

 今回特に興味深かった内容の一つに、「録音までの下調べ」と言うお話しを頂いたのだが、これが猛烈に興味深かった。

 何時何処で、どのような順序で花火が行われる、そのために使われる火薬は、多分ここが主催しているから、こんな感じだから(花火の玉にも種類がある!)、これ位の大きさなので、こう言う音になるだろう、と言ったような、綿密な録音の読みと言うか、計算しつくされたノウハウのようなものがあって、更にはこれをどの程度のシステムで、どのように再生すると、その場で聴いたようなイメージに近くなるだろう、と言うことから始まり、結果としてご自身のマイクセッティングが決まるのだそうな。

 いやあ〜、これは本当に貴重で楽しいお話しだった。(勿論、とても素人が直ぐに真似の出来るようなものではない。)

 

 その後も、数々のCD-Rを聴かせて頂いたのだが、それぞれの場のご解説を頂きながら聴いていると、聴く側としての「音への新たなる楽しさ」をご指導頂いた感じだった。録るところから始めて、最終的にそれを聴いて楽しむ、これぞオーディオの原点であると痛感。

 

 で、今回は更にご自身で録られた、過去の生録の美味しい所ダイジェスト盤のお土産まで頂いて、もうご満悦でニヤけている自分がいた、、、。(^^ゞ

 

 何だか僕のお楽しみ会になってしまい、SY-99にはご迷惑をお掛けしました。m(__)m まだ、今日現在はご旅行中だと思いますので、どうかお気をつけくださいませ。

 (SY-99さん、本当に有難う御座いました。) 

 

 

 

 

2004/07/28
まずは、、
 掃除、である。(-_-;)

 何事をやるにも、これが基本。、、だと思うのだけれど、実は大の掃除嫌いだったりする、、。小学校の頃は、掃除の時間は、まず間違いなく遊びまくって、よく怒られていたっけ。呼び出しをクラったこと数知れず、。(恥)

 大人になっても、三つ子の魂百まで、いやそう言う問題じゃないか、。

 でも、今日はそう言うわけにもいかない。何故って、非常に短時間ではあるが、久しぶりにご来客があるのだ。

 しかも、何と大御所のご来訪となると、こりゃ片付けしないと、流石にまずい、、。

 え?誰だって?

 それは後日と言うことで。m(__)m 

 

 

 

 

2004/07/21
熱くなれるか?
 あぢ〜、、。ここ数日は特に暑いのじゃないか。盆までは、まだまだ更に暑くなるかと思うと、気分的にバテる。(軟弱)

 僕は外の仕事ではない。じゃあ、文句を言うな!と言われそうだが、それでも我が仕事場は冷房が半分壊れている(-_-;)。経費節減で、直さないから大したもんだ。

 また、20年以上使っている水冷式エアコンなので、半分動いていても暖気で殆ど効かない。

 なんちゅう職場じゃ、、。

 まあ、それはいいとして家に帰ると、その反動で、イソイソとはこぶねに入る。ここは冷房が恐ろしい程効くのだ。

 で、今日は何やら図面とにらめっこしている。何の写真だ?と言われそうだが、見え難いのだが、型番「SW-8」となっている。

 おお!遂に工作を始めるのか?、、また途中止めなんじゃないの?と言われそうだが、いや、その前に、これは僕の図面じゃない。

 実はこれ、今は亡き長岡先生の直筆の図面のコピーなのである。何でそんなものがここにあるんだ?しかも、SW-8なんて言うSWは知らないぞ、未公開設計か?と思われるのだが、これは本当は今現在の「SW-7」の図面なのである。(勿論21ミリ板設計)

 当時、長岡先生が新SWを作成された時に、方舟にお邪魔した際に直接頂いたのである。何故かと言うと、「このSWは、SW-5IIよりも更に一般的じゃないんだよなぁ、普通は置けないよ、これ。だから図面は公開しないかもしれないな。」と言うことだったので、それではちょっと残念だと思い、直接頂けないかとお願したところ、「ああ、じゃあ、上にコピー機あるから撮って来ようか」とくださったものである。

 うーん、普通では考えられないと言うか、今のご時世なら、権利が云々とかややこしいことばかりだが、これが長岡先生の何とも寛大で、「ここから多少アレンジしてごらん的」なのところには、今更ながら感激である。

 その後師が亡くなられてから、やっと一般公開されたのである。しかも型番はSW-7と訂正された。だから、幻のSW図面と言うことになる。お盆が近いので、ふと思い立って改めて開いてみたと言うわけだ。合掌。

 

 さて、ただ眺めているわけではなくて、そろそろ我家のネッシーIIと、SW-5MKII改(悪?)も、3年は使っている。ユニットの変遷はあるが、箱はずっとそのままである。

 本来、ご存知のようにこの両SPは、今のユニット(FE-208ES、FW-208N)用ではない。強引に使っているとも言える。だから、そろそろSPごと交換しようかと考えているのである。

 で、この3年間、自分のオリジナルでないと意味がないと散々悩んだ。が、よく考えたら、逆にわざと全て設計を変えることもないのではないか、と最近思い始めて、多少だけ自分の使い易いようにアレンジするにとどめることに決めたのである。

 どうするのか、って?。

 それは、、これから随時と言うことで、。m(__)m

 さあ!しばらく遠ざかっていたSP工作、やるかなあ、、。でも、作るの面倒だなあ、。そうか!設計は自分でも、作成は他作という手もあるか。(なんちゅう横着な、、。)

 まあ、それはいいとして、久々に暑く、いや、熱くなれるかな?(随時つづく)

 

 

 

 

2004/07/16
誤認確定
 McAfee、virusScanをお使いで、当ホームページをご閲覧の皆様、大変お騒がせ致しました。m(__)m

 本日、我がプロバイダー経由で、サポートより正式回答があり、ウイルス疑惑は完全に「McAfee、virusScanの誤認である」との回答を頂きました。不具合は、今後の定義ファイルのアップデートで解決されるとのことです。 

 現在は、一時的にTOPページの保護を外して対応しております。

 なお、詳細につきましては、掲示板にて掲載させて頂きましたので、ご覧頂けましたら幸いです。

 

 McAfee、virusScanの誤動作とは言え、Webページ管理の難しさを改めて痛感した次第です。

 また、今回ご協力頂きました方々には、心より御礼申し上げます。これに懲りず、これからもお気付きの点が御座いましたら、どうかご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

 WROM m(__)m

 

 

 

 

2004/07/15
PCというヤツは、、
 、まったく難儀なものである。

 やっと先日から、実は本来のオーディオ(自作)ネタに戻ると言うか、久しぶりにちょっとシステムに大掛かりな変更をしよう!、と決めたところだった。こう書いてしまうと、何のことかバレバレなんだが、、まあ、これは後日からと言うことでお許しを。

 さて、その前に先の難儀な出来事とは何かと言うと、、多分このページをご閲覧頂いている一部の方は、昨日から感じられたと思うのだが、僕のTOPページにアクセスすると、左図のようなウイルス警告が出てびっくりなさったと思う。

 皆様申し訳ありません。m(__)m

 直ぐにご連絡を下さったSさん、わざわざ確認をしてくださったTさん、有難う御座いました。

 

 現在調査中ですが、これには条件があって、

 ウィルス対策ソフトに:McAfee、virusScan

 検索エンジン4.3.20

 ウィルス定義ファイル:4.0.4376

 の場合にだけ出てしまうようなのである。

 で、今日はTOPページは出ないと思うのだが、日記の特別編は出る。これはどうしても出ないようにすると、別の問題が起きるので、アクセスをされないようにお願いします。つまり、実はまだこれは根本的に解決していないのである。

 今の所、ウイルススキャナーに「ノートンシリーズ」をお使いの方は何も出ないと思う。ウイルスバスターは現在検証中である。

 重要なのは、TOPページが感染しているのか?と言うことだが、これはまだ分からないとしか申し上げられない。現状では誤認の可能性が強いが、正式なサポートからの回答はまだ来ていないのである。

 ただ、HTMLファイルが感染しているとすると、サーバーには置けないはず。と言うことは、我がサーバーはMcAfee、virusScanを使っていないことになる。これは確認したが、やはり使っていなかった。でも、プロバイダーがユーザーに無償(KCTだけ)で提供しているのはMcAfeeなので警告が出てしまう。

 僕が気が付かないのは、僕はMcAfeeとは違うソフトを使っているからだ。

 重要なことなのに、自分で誤認だろう、とは無責任な野郎だ!と怒られると思うのだが、思い当たるフシがある。それは、僕のTOPページは、ある時から特殊な暗号保護をかけてある。

 それは何かと言うと、メールアドレスが収集型エンジンに検索されないような仕組みにしたのである。

 何でこんなことをするかと言うと、以前あるウイルス騒ぎの時に、僕のメールアドレスを偽る、そして散々なりすましをして送る、と言う被害にあった。もう一つは、以前徹底的に僕にスパムメールを送ってくる事件があった。一日に2〜3通なら許せるが、これが毎日20通位来ると、現実問題として困るのである。、、

 この出来事以来、仕方なくメールアドレスを、それらから隠したのである。お気づきの方も居られると思うのだが、Javascriptを有効にしていないと、僕のメールアドレスは見えない。でも、悪意のない、普通にご閲覧の方には見えるのだ。

 勿論、TOPページに関しては、ごく普通に閲覧して頂く方には支障が出ないようにしたつもりで、現実にクレームは一度もなかった。(特別ページは理由があって、TOPページとは違い、強固なセキュリティーをかけています。ごめんなさい。m(__)m)

 でも、今回は非常に参っている。他の方に迷惑を掛けないようにしよう、また、素人とは言え約3年もWebをやっていると、自己防衛なしと言うわけにもいかない。そう思いながら分からないまま色々やってみた。

 ところが、それらが仇になってウイルススキャナーに引っかかるのだから、難儀で言葉がない、、。

 PCってヤツは、、よく分からん。

 むしろ、ネットに繋がないオモチャのノリである、HTPCの方がよっぽどマシだ。

 

 ところで先日、区切り目と言うことで、HTPCを新調した(左側)。今後HTPCも大きく様変わりするらしい。この世界は秒進月歩なので、それはいつもだろうとは思うが、一号機(右側)では実はどうしてもDVD以外の、猛烈に過酷なメディアに対応出来ないと痛感したのである。

 例えば、WMV HDなどがそうだが、これを観ると、もうその画質の凄さには心を奪われてしまうのである。DVDとは桁が違うのである。だから、それらを考慮に入れてひとまず組んでみた。

 構成は、

CPU: Pentium4 3.2Ghz

マザーボード: Intel 875PBZ

メモリー: DDR400 1G

ビデオカード: Radeon X800Pro

他: 省略

 これで、WMV HDを観ると、ノイズ感や細かい不満はあるが、それでももう一号機には戻れない。(日本ではまだ現実的な恩恵はないのでお勧めは出来ません。)特にビデオカードは今までと随分様子が違った。

 でも、これでも半年持たないだろうな、。と言うより、既にもうこれはマザーボードがSocket478と古いので、今後のLGA775には対応出来ない。(解説するほど詳しくないので、言葉の意味は省略させて頂きます。m(__)m)

 兎に角、パソコンとは変な世界だ。でも、世界は大半がこれで動いている、と言う事実は否定出来ないのが、本当に恐ろしいことだと思う、、。

 

 

 

 

2004/07/11
次は愛か、
 さ〜て皆さん、この日曜日は「題名のない音楽会21」をご覧になられましたでしょうか?

 え?そんなモノ観てないよって?アナログ放送なんて興味がないっ?。

 うーん、それは残念。それより選挙の方が大切だろって?、いやまあ、そうなんですけど、、。

 

 くだらん前置きはさて置き、本題へ。

 今日は、「クリスティーナ&ローラ、チェロ公開レッスン」と言う内容だったのである。しかも、今回は、何と「クリスティーナ先生!」としてなので(本来の本職の一つ)、これは見ごたえがあって、しばし感動、。

 それは何かと言うと、演奏者の内面とでも言うのでしょうか、「何を考え」、「何をイメージしながら」演奏しているのか、また「どんな音を出したい」のか、と言った、滅多にお目にかかれないような、奏者の心の内面を口頭で解説してくれる内容で、非常に有意義で引きこまれる必見番組だった。

 これは、ある意味「聴く側が本当に知りたいこと、聴きたい事」なのかもしれない、と思った次第だった。音楽ファンのみならず、オーディオマニアにも大変参考になる内容だった。

 まあ、ご覧になっていない方には分からないので申し訳ないのだが、その中で最も印象に残った言葉は、まず、人生何事をやるにも「情熱」だと言う事。これは思わず共感して大きくうなずいてしまった。

 オーディオもそうだと、勝手に解釈(^_^;)している自分が怖い、、。でも、非常に理に適っている指導で惚れ惚れしてしまう。

 で、もう一つは、これがなんと「」!なんだそうな。いや〜これにゃ参った、、。

 そーか、オイラに足りないのは「愛」か、。だからまだ自分の音に不満があるのか。今日の反省は「愛」である。

 

 自分のアホ話はさて置き、、

 うーん、、確かにこの内面がダイレクトに伝わって来るので、僕は「クリスティーナ&ローラ」デュオの演奏に惹かれたのか。思わず納得だ。また、番組中生徒(と言っても天才演奏家の卵達で、数年後にはCDを聴いているかもしれない)に教えている時のその風景は、本当に感情豊かで、人生何事でもそうだが、正にその道の「師」を感じさせる風格と凄み、更には、情熱と愛情溢れる指導に恐れ入ってしまった。

 う〜む、今回の放送は、ご覧になっていない方には是非再放送を期待したいところである。内容は濃いし、素晴らしい貴重な収録映像であった。これBSでやってくれ〜。

 

 ところで、じゃあ、今回もまたヘマやって録っていないのかって?

 いえいえ、今回は前回の屈辱的な失敗から一転して(?)、重装備と言うか、ダブル録画に臨んだのである。と言うか、最近時間がないし、その時間は既に仕事なので、当然予約録画である。

 どうしたかと言うと、まずPCで再エンコードなしで(これをやると劣化する)直ぐにDVD化出来るように、MPEG2で転送レート8Mbps固定、音声リニアPCMで、キャプチャーカードで予約!。

 もう一つは、先日のD-VHS「NV-DHE20」が役に立った。この機器は、MPEGのデコーダーを搭載しているので、地上波アナログもD-VHS記録が出来るのである。こちらはハイビジョンで言う、SD記録(480i,12Mbps位)か。

 更にVAマニアらしく、もっと限りなく放送原画質を望むなら、PCで無圧縮のAViで録る方法だが、そこまでは流石にやる気にはならないので、ひとまずこの方法で予約開始!。

 で、上手くいったかなあ、、と確認してみたが、結果はどちらも僕らしくないと言うか、失敗もなく今回は見事成功!GOOD!であった。

 もちろ、放送がアナログなので、画質音質は大きく期待出来るようなものではない。でも、一応両方はこぶねで確認してみたが、これが音は意外に素直で悪くない。

 どちらもリニアPCM変換されているのだが、それでも下手なAACよりは遥かにマシなので、思わず笑ってしまった。FM波も捨てたものじゃないなあ。意外だ。ちゃんとチェロのイメージはあるのだ。まあ、良く考えたら、これは以前の放送メディアだから当然か。

 次に画質はどうかと言うと、これは残念ながらやっぱりきびしい、、、。でも、HDTVに慣れると仕方ないかな。

 で、早速PCに録ったものは、お決まりのDVD編集ソフトで加工して、チャプターを入れてハイ自家製DVDソフトの出来上がり、である。以前は散々映像加工やDVD編集をやったお陰で、我ながらお手の物である。トータル1時間でライティングまで終了である。良い時代になったもんだ。

 ただ、これで元が、せめてDVクラスの画質だったら言う事ないんだが、、それは無理か。

 

 まあ、今後は個人の映像をHDTVで自分で収録して編集したいものだ。まだハードが高いけど、これが出来ればなあ、、。

 そのうち考えてみるかな。家庭用HDビデオカメラで、生録、花火、なんて楽しいそうだ。

 やっぱり情熱は眠らないと言うか、懲りないねえ〜。(こんなのばっかり)

 

 ん!待てよ、、またである。全然反省していない(-_-;)。情熱だけでは駄目だ。

 やっぱり、オイラには「愛」が欠けている、、。 

 

 

 

 

2004/07/07
混迷の中
 さて、いよいよ夏本番の7月!、、と言いたいところだが、今頃7月始めの日記を書いているようでは、このサイトも危ないんじゃないか(?)(-_-;)と言う気もするが、、。もう、どうしようもない程時間がないのである。何だかんだと、スケジュールは「ごった煮状態」。先週からやっとメールを2通書いた位か。

 でも、まあ、気にせず今日は好きなことを書いてみよう。つれづれなんだから、、。

 で、今日のお題は何かと言うと、まず写真手前は最近やっと発売になったと言うか、今更もう待ちくたびれた感もある、二層記録が可能になった「DVD+R DL(ダブルレイヤー)」である。当然+Rなので一回録画のみ、しかも記録するのは、今の所PCでのみ可能という代物。長岡先生の漫遊記の思い出を、一枚に記録しようという魂胆だ。

 自称VAマニアらしく、一応今回興味本位で一枚だけ買ってみたのだが、何とこれ、一枚当り1480円!もするのでびっくりした。書き込みに失敗したら、多分二回目はやる気がなくなるだろう。

 次に、後ろのブツは何だよ?と言われるだろうが、これは、、、そう「NV-DHE20」と言う、パナソニック製の少し古い?「D-VHSデッキ」である。

 何だ、あれ程テープ嫌いだと言っていた癖に、どう言うつもりだ!?、今ならビクター製の新型か、または「ブルーレイ」じゃないのか!?、と言われそうだが、、、これには訳がある。

 実は、ひょんなことからアニメファン(○タク?)である、幼馴染の友人から安く譲り受けたのである。一応中古と言うことにはなるんだが、状態は殆ど新品。どう言うことかと言うと、この友人は本人もそうだが、奥さんも僕と同級生で、大のアニメ好き。所謂、初代ガンダム世代とも言うべき連中。しかも、子供二人も当然アニメ大好きな、アニメ一家?なのである。そして更にBS大好きだから凄い。

 でも、オーディオやビジュアルも好きではあるが、そちらのマニアではない。しかし、家には、5台位ハイビジョンデッキや、チューナーがゴロゴロしていて、ハイビジョン使用暦も僕よりかなり長いのである。ある面では先輩だ。

 そこで、先日世間話のついでに、ふと最近僕が三菱のD-VHSを買ったは良いが、時々妙な現象が起きることを話したのがきっかけ。まず、記録した後に、観ようとすると何故か記録出来ているはずなのに写らないことがあったり、2時間位の映画を観ていると、たまに2回位だが時々ブロックノイズが出て、ほんの一瞬だが画面がひっかかったりすることがあるのだ。でも、何でだか分からない。

 で、結論から言うと、友人曰く「それはD-VHSにはよくあること」なんだそうな。ただ、デッキの種類にも依存するらしい。(ホンマかいな?)つまり、これがテープメディアなのである。

 そこで、殆ど使っていない2台同じヤツ(先述のデッキ)があるので、コイツをあげよう(と言ってもタダではないが)と言うのだ。

 オイオイ良いのか!そんな値段で、これは僕が使っているヤツより、MPEG2デコーダー搭載で、どう考えても数段上のクラスだぞ!と、ここはVAマニアらしく?、分かる範囲で素直に教えてあげたが、彼は他にもっと高級なデッキがあるので良いのだそうな。なんちゅう良いヤツだ?。(^_^;)

 VA機器マニアでない証拠なんだなあ、こう言うパターンは。。。まあ、そう言う訳で、ここは素直に譲って貰うことにしたのである。

 で、ここからが今日のお題。

 まず、その画質だが、これは正直少し意外だった。三菱製の「HV-HD500」と比べると、明らかに「画質が違う」のである。確かにHV-HD500もハイCP機で画質に不満はないが、それでも比べて観ると、NV-DHE20は非常に高精細でシャープ、そして諧調表現がこれまた極めてナチュラルでカラフルで優秀なのである。

 おかしい、、、何でだ?。基本的にこの2台は、共にHDデコーダーは搭載していないはずだ。つまり、ハイビジョンの画質は、チューナーの画質(内蔵HDデコーダー)に依存するので、同じチューナーを使う限り差はないはずなのに、、、。

 何故だ?。僕のチューナーはep-P100と言う、ハードディスク内蔵のオールインワンタイプの普及タイプだが、この内蔵HDDに録画したものと、放送映像は、観比べても僕の目では違いは判別出来ない。

 でも、確かにep-P100からムーブ機能で、HD500に映像を移動すると、気のせい位だが、ほんの僅かだがフォーカスが甘くなる感じは少しだけある。勿論、比べてしばらく使っていると分かる位の誤差程のことではあるんだが、、。

 そこで、今度はNV-DHE20に同じように、ムーブ移動して実験してみたが、これは少し画質が違うのである。オリジナルに近いかどうかは難しいところだが、それでも先述の独特の良さがあってやめられなくなる。不思議だ、、。NV-DHE20内蔵のMPEG2デコーダーは、HVには関係ないはずなのに、何故このような結果になるのか分からない。

 まあ、絵が良ければいいか、、と言うわけで、早速我家の「はこぶね用リファレンス」になってしまったのである。(^^ゞ

 それと、余談だがもう一つ利点があった。それは、ep-P100にはアップコンバートの機能があるので、LDやアナログ放送をNV-DHE20に入力して、ep-P100にiLINKで送ると、LDを1125iで観ることが出来るのである。

 勿論、元の映像に忠実ではないので難しいところではあるが、それでもこれは個人的に非常に気に入った。何しろ、「逃亡者」が音はMDP-999から直で出せるのに(当然だが)、画は1125iになるので非常に扱い勝手が良い!のである。(Y,Pb,Prで入力出来る)下手にアナログ放送やLDを、今流行りのDVD化するより遥かにVAマニアへのメリットは大きいのである。特に音が犠牲にならないのが嬉しい。(当たり前なんだが)

 DVDは、確かに以前のメディアより高画質ではあるが、音をPCM記録しても所詮8〜9Mbpsの壁は超えられない。(本当は超えることそのものは出来るが、民生用DVDデッキでは再生出来ない。)

 しかし、それにしても、我ながら欲望は際限がないなあ、、、。

 

 ところで、どうやらブルーレイが動き始めるらしい。個人的にはワクワクしてはいるのだが、ちょっとだけ気になることがある、。それは、メディアが一枚7500円位だと言う事。10番組録ったら75000円!である。かなり高価なD-VHSが買えてしまう、、。

 先のDVD+R DLと同じで、こりゃ〜ちょっと実用的ではないなあ。しかも、iLINKが付いていないとなると、ムーブ出来ないのでこれは非常に困る。

 いつも家にいる人ならいいが、そうでない人には予約録画が実用にならない。何故なら、録りたい番組は、これが皮肉なことにまとめて放送する(パート1から3までと言う具合)場合が多いので、ディスクの取替えが出来ないのがネックだからだ。

 うーむ〜、H-1000のような値崩れを待ってからにするかな、、、。確かにD-VHSは不安定でイマイチ信用出来ないところはある。ディスクメディアが良いに決まっている。でも、テープは安いので割り切れば非常に手軽だ。これは認める。

 

 兎に角、普及するには手軽さとメディアの値段が問題。そうなると、何だか先行きが不安だなあ。 一台で完結しているのは嬉しい、が、iLINKがないなら、やっぱりHDD内蔵は必須じゃないかな、。

 DVDの普及は、HDD搭載&録画用レコーダーが一役買っていると思う。そうなると、一般の人は「ブルーレイ?何だそれは?高い!」となると、D-VHSの二の舞がないとも言えない。

 ところで、ep-P100は、世に出るのが早すぎたせいもあって、現在は製造中止どころか、返品を受け付けた位、悲惨な最期を迎えた代物。

 でも、個人的にはHDDの容量が少ない点を除けば、最高なんだが、、、。

 もう、こんなのばっかり!。

 ユーザーとメーカー断絶、難しいねえ〜。正に今、メディアは混迷の中だ。

 さて、皆さんはどうされますか?

 

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