つれづれ日記
2004年
4月度
2004/04/30 大きいことは、、 |
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さあ、いよいよ今年もゴールデンウイークに突入だ。今年は暦の関係から、一週間から10日間の大型連休なんて所もあるらしい。
ちょっとしたバカンスが楽しめる、海外旅行、または盆前の里帰り、などなどワクワクしている人が多いだろう。オーディオならOFF会ハシゴなんてのもあるかな。皆さんはどうでしょうか? イーエー〜、良い絵(え)!いいねえ〜、良い音(ね)!って、。 、、冴えん。(-_-;) (駄洒落は、yamasatoさんにのようには、いかないのである)
ところでGW、オイラはどうかって?そりゃ、、当然、仕事だったりする、、。 ひがみ、妬み、損した気分、嫌悪感、、、そんなことでイジケテいてはVAの道は開けない。欲しいなら、それ位覚悟せよとは己の弁。さあ、お仕事お仕事。(ヤケクソ) ところで、GWに入ると何も出来ないので、その前に久しぶりに体を動かすことにした。それは、遂に重い腰を上げて、CS/BS共有アンテナを設置することにしたのである。 以前2台目のBSデジタルチューナーを買った際に、一応45センチのアンテナは確保しておいたのだが、どうもメンドクサイのでそのままにしていたのだ。 ところが、このBSデジタルと言うのは、チューナーなどに不具合があると、衛星経由で書き換えてくれるのだが、CS対応アンテナになっていないとこれを受け取れないのである。 で、仕方なく、今までの古参90センチBSアンテナから交換することにしたのである。何しろ10年は使っているので、流石に古いと感じたからだ。 今時90センチと言っても、そんなに古いのは駄目ですよ!とある販売店のヤツに言われたこともあった。 そうかい、そうかい、じゃあやってみるか、。 で、素人工法だが、BS/CSチューナーと機材やら何やらをベランダに置いて、アンテナから直に接続して、レベルを見ながら厳密にその場で手探りで追い込んでみた。(そこまでするか?やっぱりアホである。。) 以前のSONY製90センチBSアンテナは、はこぶねを新築した時に、知り合いのDXアンテナの人に頼んで付けて貰ったので、感度は限界まで追い込んである。これを基準に角度を何度も気にしながらやってみた。 で、結果はどうかと言うと、絵は直ぐに写ったが、どうしても、、新45センチアンテナは旧90センチアンテナに利得が負けるのである。CS帯域は写るのだが、BSでは微差だが、明らかに90センチ太古アンテナの勝ちなのである。 アンテナの線を、その場で何度も差し替えてテストしたが、やっぱり物理的な壁は超えられない感じだ、、。現在のCS対応アンテナで、チューナーはEP-P100で測ると、受信メーターはBS全般で60がいいところ。90センチと殆ど変らないか、僅かに負けると言うか、天候の影響でかなりレベルが変るのである。90センチは殆どレベルが変化しないのである。安定しているのだ。 やはり今から自分で買うなら、90センチ以上のCS対応アンテナだったと感じた。何しろ画質を決めるのはアンテナなんだから、、、。 結論、「大きいことは良い事だ」。もう一つ、何事も「やるなら中途半端は駄目だ」と言うこと。 でも、折角付けたのだから、まあいいか。。 結局、我家には2つもパラボラアンテナが付いている、、。(-_-;) |
2004/04/27 兆候 |
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、、あり!なのだ。
何の事か?と言うと、先月バージョンアップを行って、少々複雑な心境になっていた、TEAC-VRDS25XSのことだ。 バージョンアップに出したまでは良かった。でも、帰ってきたら、随分旧型と音が違うので焦った。確実に音は変っていた。別の機種になった位違う。 でも、何だかしっくり来ない音だった。音全体のバランスがチグハグと言うか、以前より大人しい音なのに、何故か生堅く繊細感と艶がイマイチで、高域に一部きついところがある。以前以上に少し中抜けの感が強い。これを抜けが良くシャープとは言えない。でも、ドンシャリでもない。 こりゃあ、しまったかなあ、と思っていたが、、その後一週間したら変化が始まった。 ん?気のせいか、耳が慣れてきたか、、、。 そう思いながらまた一週間したら、明らかに音が変って来て、元の音をブラッシュアップしたような、繊細感が出てきた。 間違いない!音が落ち着いてきた。 そんな分けがねえだろう?と言う人もいるだろう。僕の耳が腐っているのは否めない。でも、この変化は分かる。 以前、あるメーカーのエンジニアの方とお話する機会があった。その方は、「エージングの効果と言うのは測定器には出ません。実際のところ、現在では測れないと言った方がいいかもしれません。でも、、何故か音は変ります。」と、。 不思議なものだが、これがオーディオの趣味としての世界であり、醍醐味でもあるのは周知の通り。 分からなければオーディオは出来ない。単なる気分と言うことになる。 何年やっても面白いのがこの世界。 ま、どうでも良いが、もう一つ。ドライブユニットだけでこれ位変ると言うのは、これまた非常に不思議だ。経験的に分かってはいても、やっぱり興味深い、。 やっぱりオーディオは止められない、、。 |
2004/04/19 エキスパート |
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さて、またしても時間が経ってしまったが、そのままと言うわけにはいかないので、先日のVPH-G70QJのオーバーホール過程を、別ページにまとめる事にした。
機器がプロジェクターと言う性質上、完璧な調整を望むために、真っ暗な中での撮影だったので、手ブレが多くて、我ながら情けない撮れ具合だったので、かなり写真の明るさは補正して、一応何をやっているか見えるようにしたので、お見苦しい点はご了承ください。m(__)m ところで、今回のサービス&調整をして頂いた方は、日頃かなりの数の「G90、G70、D50」を相手にしていると言う、3管調整のエキスパートの方だったので、対応は抜群だった。僕の望む要望を実現してくれたのである。 何時ものように、またしてもワガママな要求をお願したのである。 で、以下がその内容だ。 1、兎に角、フォーカス性能を重視したい。特に、入力信号について時代は以前とは変っているので、高周波数とハイビジョンにターゲットを絞った調整をして欲しい。 2、色温度は低すぎも高すぎも嫌い、自分が外で見る自然界の色にして欲しい。所謂シネマライクは好みではない。ハイビジョンライブ、29.97コマがターゲットだが、映画もいける現実色。(なんちゅう要望だ!?) 3、今回最大の課題である、BSデジタル入力時に時々出てくる、訳の分からない例のノイズ原因を突き止めて改善したいのと、レンズを綺麗にして欲しい。 4、1と相反するようなのだが、高解像度を保ちながらも、走査線が目立たない、「写真のような」描写にしたい。(アホか!無茶言うな) 、、である。もう好きな勝手な事を言ってしまった、、。(ゴメンナサイ。m(__)m) しかし、ところがこれがもうびっくりなのである。僕の言わんとすることが分かって頂けたのか、ナントと何と、トータル延々9時間(!)にも及ぶ、フル解体作業、清掃、一部動作不信が疑われる部分の洗い出しと基盤交換、そして、実際これから使用する入力信号ごとの、厳密なレジ調整、及び電磁フォーカスの追い込み、と、もう凄まじい程のコダワリ調整をしてくださったのである。 使用時間2000時間と言う、3管CRTにとっては、微妙な時期なので大いに悩んだが、全てが終わった後の調整画像結果は、今までの全ての迷いを吹き飛ばすような、繊細でシャープ、高解像度、カラフルでダイナミック、そして、それでいて、正に写真のような滑らかな、素晴らしいまでの熟成された「3管画質」が実現し、茫然自失だった、、。 もうでんぐり返ってしまった。、この人どうなっているんでしょうか?、脱帽である。流石エキスパート!。言葉が無い。特に、4の要望実現が素晴らしいのである。 今回調整頂いた、サービスマン某氏には深く御礼申し上げます。有難う御座いました。m(__)m これにより、もう1500時間は徹底的に、「心置きなく楽しむ決心」が付いたのである。管交換なしのオーバーホールだったが、結果は大正解。浮気は駄目だ、まだ交換しないぞ!G70。 何しろ君は、我がはこぶねの「エキスパート」なんだから。
、、んっ?今、G90の姿が見えたような、(。_・☆\ こら) お後がよろしいようで。m(__)m |
2004/04/11 やっちまいな! |
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また更新サボっているよコイツのページは、、と思われるだろう。 確かに忙しいので何もしていないように見える。が、実はちょっと先週は大掛かりなことをやっていた。多分ここ数年では滅多にないと思う。 そう、遂にG70のオーバーホールである!。 トンでもないことに挑戦する、やるとなったらどこまでも、と言うのは僕のモットーだが、実はその半面、非常に踏ん切りの悪い性格だと言うのは、実はあまり知られていない。 うじうじしているほうなのだ。(ウソつけ!と言わないように、本当なんだから) でも、ここ一番、迷いを振り切って「やっちまいな!」と、映画「キル・ビル」よろしく(?)大胆な行動に出たのである!。 (余談だがこの映画、また変な映画だ、、。ここまでやるか普通!?) さて、それはいいとして、G70。その結果は?(つづく) |
2004/04/05 観応えあり |
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ここ数日、何時ものように慌しくバタバタしているが、季節は寒いながらもやっと春になって来た感じ。 さて、最近はハイビジョンや絵のお話が多いのだが、4月に入ってから話題作DVDが盛り沢山なので、映画&大画面推奨派としては、書かないわけにはいかないだろう。「マトリクス・レボリューションズ」、「フォーン・ブース」、「バリスティック」、などなど。僕も何タイトルか買ってみた。 勿論マトリックスは、劇場で観ているのだが、2まで買って3が無いと言うわけにはいかないので、当然購入。でも、もう既にあちこちで紹介されているだろうから、僕は誰も話題にしてないようなので、その中で今日は我がお勧め映画を紹介しよう。 それは「ティアーズ・オブ・ザ・サン」だ。 元々僕は、戦争映画が特に好きな方ではない。また、画質音質も、ずば抜けて良いと言うわけでもない。前半は意識的にセピア色で、音声メニューもドルビーデジタル5.1CHのみで、dtsはない上に、何故かメニューに無い解説が入っていて、多少盤そのものの動作がおかしいところがある。また、配役もメジャーなだけじゃないか、と思ったのだが、、、問題は内容である。 個人的に、これ、久しぶりに大当たりだった。 で、一言。これは観えあり!だ。個人的には非常に感動してしまった。最近では珍しく映画に引き込まれたのである。確かに痛烈に残酷なシーンがあるので、誰にでもお勧め出来るとは言えないかもしれない。 また、これは「映画だ」、と言うことだけは忘れてはいけない。 でも、「最近どうも甘口の映画が多い」と、お嘆きの硬派な貴兄には、自信を持ってお勧めできる、かな。政治的なことを云々言うつもりは無い、しかし、映画としては胸を打つものがあったのだ。息が苦しくなる程だが、それでも2回観てしまった。 また、「モニカ・ベルッチ」は、単なるお色気派女優ではないことを痛感した。この人、凄い女優さんだ。お色気ゼロでこの存在感には圧倒された。正に体当たりだった。 ま、映画は好みがあるから意見は色々あるだろう、でも「辛口」映画だと僕は思う。 |