2009年
4月度
※注: 先日から掲示板への自動スパムが多いので、パスをかけました。パスは僕の現在のネッシーの使用ユニット「○○○○○○○○」(ハイフンなし)を半角としました(笑)。駄目ならまた変えます。
2009/04/14 二分咲き |
|
![]() |
さて、先週は我が地方も天気が良くて、桜満開、菜の花は弾けるように咲き乱れて春爛漫の何年ぶりかの本当に春らしい、いや、夏に近い日が続いた。
こんなに桜が派手に咲いているのには少々びっくりした位だった。 が、それとは裏腹に景気は良くない。不況である。二年前が信じられない程だ。 勿論、VA関連も相当ひどいらしく、近所の電気屋でも今までにない大安売りをやっていて驚くばかり。ただ、それでも消費者はそんなに甘くない。次世代関係もかなり苦戦しており、知り合いの電気屋では全然売れないと店員が嘆いていた。 ま、個人的にはそもそもHDMIっていうのが、それこそAVバブル規格じやないか?と思う程消費者を甘く見た規格なので仕方ないかもしれない。 全て買い換えてくれて、今までをリセット出来る、景気も拡大、なんてつもりで出来たのかどうかは知らないが、メーカーへの権利料も相当高いので、ガレージメーカーなどは蚊帳の外だ。そうなると当然品質も限られるし、どんぐりの背比べ状態。 また、偶然的強行手段に近い事象もあって、例えばこれなどは大弱りだ。 でも、こんな調子だから、一部の物好きしかついてこない。しかも、どんどん規格やらバージョンが上がるくせに、明確な指標基準がないので使えないものが多くてアホらしくなって買い換えは需要は低迷する。普及によって品質が高いまま低価格化するのとは違うのである。 BDもまだ厳しいだろうなあ。満開どころか、二分咲きがいいところじゃないかな。
ただ、ここまで機材の実売が安くなってくると、普段ではあり得ないことも起きる。その面ではチャンスもある。 実は今回AVアンプを交換したのである。「DHC-9,9」という国産最安値?のAVプリだ。 まず、僕は下取り交換、アウトレット、中古派、と言った路線なので、こうなると価格が逆転してくる場合もあって、プラマイゼロ、場合によってはプラスになってしまった、なんてことも起きるのだ。 今回は正にそれだ。 もう一つの理由としては、今までAVアンプは安価なタイプを6台乗り換えたが、動作がほぼまともなものは一台(!)しかなかった。でも、音は好みとまるで違う、なんてことで、どうにもしっくり来ない。 で、今回は視聴機を借りることが出来たので試してみたが、動作が非常に安定しており、上記のように裏技価格逆転だったので交換したのである。 ただ、ハッキリ言って音はやはり多くは望めない。。 でも、もう多分このレベルを超えることはしばらくは無理なんじゃないかという気がする。つまり、何か根本的に今のV機材は音質に対する考え方が足りないように思うのだ。 なので、少し使って、また安価なものをタイミングを見計らって交換する、という姿勢で行くことに徹したのである。 では、何でこれにしたかと言うと、今回はAV「プリ」だからだ。パワー段が付いていないのである。ウチはAVアンプにパワー段があっても使わないので、それなら、ということでこれにしたのだ。 が、これも少々選択を間違えたかもしれない。 何でか?と言うと、実は現状のメインのプリアンプであるC-2800は、実はAVアンプを切り替えて使えるように設計されていたことに僕は先日まで気がつかなかったのだ。 EXTプリという機能だが、これはプリアンプを二台分切り替えて使うことが出来るという実に便利な機能なのだ。 が、ただ、これも実際やってみないとなかなか理論通りには行かないのである。オーディオ機器はノイズに敏感なので、融合させるのには障害が出ることがあるのだ。 これはまた後日レポートするとして、兎に角、次世代規格、まだまだ色々な面で趣味性は薄い。スペックは高いが、オーディオと肩を並べるにはまだ無理がある、と言う感じか、。 何故って、HTPCのサウンドカードでアナログ出力した場合と、大して音は変わらないのである。ASUS HDAV1,3=DHC9,9ぐらいなんである。 なので、手頃なもの、手元にあるものを使い適当に楽しむ、というのが正解だろう。ま、こんな調子ではまだ品質アップ以前に、そっぽを向かれるだろうなあ・・・ |