2008年
12月度
※注: 先日から掲示板への自動スパムが多いので、パスをかけました。パスは僕の現在のネッシーの使用ユニット「○○○○○○○○」(ハイフンなし)を半角としました(笑)。駄目ならまた変えます。
2008/12/05 次世代音声ビッストリーム伝送対応 |
|
![]() |
さて、最近は新型プロジェクターを観たり、妙な出来事に出くわしたりと、ネタは色々あるが、まずこれは喜ばしいことでもあり、面白いネタなので先に公開しよう。 昨日付け、現地日付では2008年12月4日、何と遂にHTPCからの次世代ディスク(BD)音声コーデックのビットストリーム伝送に対応したのである。 まだベータ状態だが、僕が早速実験してみた限りでは、間違いなく手持ちのデノン製AVアンプ、AVC-3808は、HTPCのHDMIからの信号を、それぞれ「TrueHD」、「DTS-HD MA」のビットストリーム信号であることを意味する表記を示していた。(当たり前だがBDの収録音声がTrueHD、DTS-HD MAであるのが条件。) これには少々感動してしまった、。 著作権保護技術の難易度を考えると、かなり敷居が高く、多分、HTPCの利用では当分無理な話だろうと言われた内容なのだが、これを克服したことに驚くと共に、この行動力を大いに評価したい。 何故って、最安値でビットストリーム伝送に対応した安価なデッキは、SONYの12月発売の専用機「BDP-S350」(DTS-HD MAは非対応?)ぐらいしかないのであるから、それを考えると凄い話である。PS3だってPCM変換のHDMI出力である。 専用機でもまだコスト面や勿体ぶっているのかどうか知らないが、騒ぐ割にはまともにTrueHD、DTS-HD MAのビットストリーム伝送が出来るデッキは少ないのである。少なくとも、今は高い専用機かレコーダーを買わないと拝めないのだ。 ただ、上記HDAV 1.3の問題点は、製品としての完成度やアフターの問題からか、まだ日本未発売であること。完成度を高めて、早く国内でも発売して欲しいものである。 今回は海外の知人の協力により入手してみたのだが、結果は大成功だった。正直、専用機が30万円から50万円超もする今のご時世の中、専用機なしで実売2万円程度でこれが実現したのには脱帽である。 日本では一時の宴で終わったHTPCだが、海外はやはりしぶとい。流石、電脳技術王国台湾、凄い行動力で恐れ入る、。 因みに、もう少し発展させてみて、我が家では1080P/72Hz&60Hzも実験してみたが、問題なく鑑賞することが出来た。 特に、BDの24フレームの3倍速は別格で、驚くような画質と動きに見入ってしまう。 勿論、ここまでやるには多少の知識と経験が必要なので、誰にでも勧める気はない。なので、ここでは僕のHTPCの構成は公開しない。(ゴメンナサイ) また、まだバグもいくつかあり、残念なのは、1080/24Pに対応していないこと。これはハード上の問題らしく、今後も対応出来るかどうかはまだ分からない。 ただ、そうは言っても、現状では音を聴く限りPS3並の音はするので、実用上は問題ないだろう。 最近は20万円台までの興味を惹かれるような専用機がないので、普及によりこの価格帯の製品が出てくるまでは、これでお茶を濁すのも良いかと思っている。 ピュアオーディオではないんだから、適当に楽しみたいではないか。これが起爆剤の一つになれば、多少なりとも厄介な次世代音声の普及に貢献して、そうなればもっと身近な存在になるだろう。丁度、今のS/PDIFの歴史のようなものかな、。ただ、それにしても、音声用のiLINKは何処に行ったのだ?(笑) |
![]() |
|
![]() |