2008年

10月度

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※注: 先日から掲示板への自動スパムが多いので、パスをかけました。パスは僕の現在のネッシーの使用ユニット「○○○○○○○○」(ハイフンなし)を半角としました(笑)。駄目ならまた変えます。

 

2008/10/31
結論はこれ
 さて、今月は最終日になってしまった、。実は、色々あった。発端は、例の「SHM-CD」だった。これはオーディオ的には非常に興味深かったが、何故か結果がどうしても納得が行かなかった。また、他にも新しいCDの試みとして、EMI系ではHQCDと言うのが出ているらしいが、流石にまだ手を出していない。

 つまり、これは商業的な戦略であって、焼き直しのCDを売るための一つのアイデア、いや、苦肉の策なんではないかと思い始めたのである。勿論、それがユーザーにとってメリットやニーズがあれば良いことだが、何時まで続くのか分からないし、全てがそうなるとも思えない。二年後に全てその仕様になっていたら僕のシステムは終わりだが、多分、その頃は既に違う風が業界に吹いているかもしれない・・

 ま、世の中は目まぐるしく変化しているので、何がどうなるか分からない。それこそ、今月は久しぶりのオフ会、映像関係の経験、ユニット選定の再考案、録音のこと、と僕個人にしても、色んなことが目まぐるしく起きた月だったと言える。

 で、久しぶりに充実していたと言うか、今僕はまたオーディオ熱が再燃しているのだ。

 先月のSHM-CDから色々CDやDVD-AudioやSACDを聴き直すことになったんだが、結論から言うと、やっぱりこれである。誰が何と言おうと、僕はテストには生録が絶対必要なんである。

 そう、ご存じSY-99さんの録音である。今回の収録はPCM-D1/AT9460で24Bit/96Khz収録のDVD-Audioだ。

 まず、これを聴いて感じることとしては、やはりまたしてもフォーマットの大きさが一聴して分かる。これは絶対にCDではない。(当たり前だが)

 静寂さの中に多くの音が潜んでいる。AVで作られた音場ではなくて、現実の音場である。このため、方向感はゆっくりと分かってくるというか、今回の録音は特に前方向奥にかなり深く定位する。

 また、面白いのは、ここで遠くで鳴いている鳥の声に気を取られてしばらく時間が経つと、ある時、いきなり直ぐ近くから鳥が鳴き出すのでびっくりする。このリアリティーが凄い。、と言うか、滅多に体験出来ないシーンに二度驚くのだ。

 つまり、近寄ってくる鳥の音が僕の耳では聞き取れないのだが、鳥は時間を経て録音マイクのそばまで来ているのだ。これは人間がその場にいては絶対無理だ。でも、人がいないので鳥は近づいて来る。これは現実にはなかなか体験出来ない。出来るとしても、雀かツバメぐらいだろう。

 しかし、その個体はあまりにも小さくて音として聞こえない。(多分、スペアナは反応しているようだ)でも、そこでいきなり鳴くので、ギクリとする。まるでびっくり箱的な面白さだ。

 また、今月僕はネッシーのユニットをSS、ES、ES−Rと久しぶりに付け替えてみた。これで再度聴き直すと、これまたユニットのキャラクターがはっきりと出て非常に面白いのである。

 で、ここで思うことは、市販の-RにSHM-CDのようなものは出来ないのだろうか?という意地悪なことを考えてしまうわけである。

 勿論、焼いた信号は顕微鏡で写した写真をみたことがあるが、かなりいい加減な形をしており、プレスされたCDやDVDのような綺麗なピット形状はしていない。

 でも、読み取り精度が上がると言うことは、書き込んだ時の形にも多少影響するんではなかろうか?

 こういう実験を、誰かやってくれないかなあ。また、是非とも、高音質(?)-Rを出してくれないかなあ、。

 SHM-CD-R、HQDVD-R、なんて面白そうじゃないか。(懲りないなあ) 

 制約が多くて、なかなか聴けないTrueHDよりも、比較的容易に聴けるDVD-Audioの方が良い?

 だって、TrueHDって、直ぐに音が出ないじゃない!

 あっ、DVD-Audioの過去もそうだったっけ・・・

 制約は要らんぞ。そんなことしていると、何とかの二の舞になるんだから、。その時ゃ遅いぞ、(-.-)

 

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