2008年

8月度

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※注: 先日から掲示板への自動スパムが多いので、パスをかけました。パスは僕の現在のネッシーの使用ユニット「○○○○○○○○」(ハイフンなし)を半角としました(笑)。駄目ならまた変えます。

 

2008/08/23
帰って来たTA-N1
 今年も例年通り、やっぱり8月は臨時休業状態である。色々あってなかなか思うようにVA出来ない。やっとお盆が過ぎて、一息、と言いたいところだが、そうも行かない。

 しかし、そのままではそのままなので(笑)、ひとまず近況をば、。

 まず、先日TA-N1とT500Aが修理から帰還した。T500Aは直ぐに修理完了して戻って来たのだが、困ったのはTA-N1の方。。

 これがなかなか返事がなくて、しびれを切らしてこちらから催促するはめになった。でも、結局のところ、何も解決していないと言うか、オーバーホールの結果は、「問題なし」だった。解説によると、300Khzまで入力してみたが発信や動作不安定はない、という見解。本当かなあ、、。300Khzの入力なんてどうやってテストするのだろうか。

 ま、これは良かったと解釈するべきだが、それでも何故トゥイーターが飛んだのか、原因は不明のままである。

 また、余談だが、修理に出して一番気苦労があるのは、それに伴う「傷」である。これはマニアなら分かるだろう。無傷で帰ってくれば嬉しいが、僅かに傷が入る場合があるからだ。

 しかも、今回は嫌なことに、T500Aはフロントホーンのコーティングが一部はがれており、非常に気になる。また、TA-N1の方は、何とヒートシンクのブルーが右側が少し色落ち(アルミが見える)している、、。

 輸送の問題もあるので明らかなことはいえないが、それでもこの際はっきり言うが、フォステクスさん、もっと丁寧にやって欲しいもんです。これは明らかにホーンを外す時の傷だと思う場所だからです。また、SONYさん、重いのをありがとう、と言いたいですが、どうか傷を付けないでくださいね、とお願いしたはずなんですが、。。もうちょっと気を遣った配送ってのはないんですかね?少なくとも、アキュをオーバーホールに出した経験では、傷は付いたことがありません。これ位丁寧に扱って欲しいものです。(たまには言うよ)

 

 で、帰って来てからの音だが、別段変わった感じはしない。シャープで繊細でカチッとしたこのアンプ特有の切れの良さが出ており、大音量でも不振な点は感じない。と言うか、この音が好きで選んだのだから、これで良いのだ。ピンケーブルをフォスのWAGCに変えたので、以前の音とは違うが、まとまりはやはり好みの方向だと思う。

 しばらくHMA-9500MKIIを使っていたが、ある意味で勉強になった。それは、SPユニットが変われば、それに合うアンプも変わるのだと実感出来たからだ。

 実は、FE-208ES-Rには、9500MKIIだと音像と切れ込みが僅かにソフトになるのだ。音場感はふわり漂い広がる感じは日立のアンプならではだが、ひずみ感、最先端の切れ、と言った点は、TA-N1の方が明らかに上回っているのを今回は感じた。これは以前のFE-208ESやSSだと違うのである。

 つまり、アンプとSPはそれに合うセット(組み合わせ)があるのだということだ。これは善し悪しではなくて、構造から来る相性のようなものだ。例えば、石の数やパワー段の構成、軽いコーンを動かす場合と、少し重いコーンを動かす場合のアンプの得手不得手が微妙に音に出ると言うか。、まあ、だからこそオーディオってのは面白いのだけれど、。

 また、修理後のT500Aは、スペアナでの特性は非常に綺麗だったが、音はやはり始めは左と少し違い、僅かに聴感上の能率が大きいように感じる。気のせいかもしれないが、多分、エージングの差だと思う。これも意外に分かるのだなあ、と今回は妙に感心。以前直した時はこれを感じなかったから不思議なものである。これは色々な環境要因から違いが出るのだろ。

 

 さて、現在は一度オーディオをリセットして、一から繋ぎ直して、実はSACDとDVD−AudioとCDを聴いている。前二者は既に殆ど未来のないメディアだが(失礼)、それでもやはり、まずはオーディオ!でチューニングしてから次に行きたい。

 なので、ここしばらくはピュア三昧、やっぱりオーディオって良いな、と思う夏の日なのである・・・

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