2006年

10月度

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2006/10/27
意味がない
 今日もテレビのネタになるが、先日、会社であることを頼まれた。

 Bさん:「WROMさんのところって、既に最新の地デジ録画出来るんでしょう?」と。

 オイラ:「ああ、出来ますよ。ただ、ハイビジョンだとD-VHSになりますけど、、。またはDVDにするならCPRM対応のデッキなら観られます。」

 Bさん:「綺麗な絵が観られれば良いので、お任せで録画を御願いします」

 と、。

 こういうのが一番困る、、(-_-;)

 説明していると、「オタク&変人」と思われることが予想されるからだ。

 で、ひとまずシャープARW12で、HDD録画することにした。これなら後でどうにでもなるからだ。

 内容は「デスノート」という漫画の実写版。僕はこの漫画を読んだことがない。最近、漫画読む暇がないのだ。

 そこで、まあ、興味本位で録画してみるかな、と軽い気持ちで録画開始、。

 ところが、番組が始まって驚いた。HV放送字幕なんてテロップが出るので期待したのだが、これがアップコンである。もう画質はボケボケだし、おまけにあろうことか、本編は何と、「小さい16:9」である(!)。

 なんだこれは!?しかも、画質はひどい、、酷すぎる。所謂ビデオだ、こりゃ、。

 VAマニアからすると、これはゴミである(笑)m(__)m

 アナログ放送で十分だ。

 何でこんなことになっているのか?DVDの発売よりも前にテレビ放送をするという、異例の不思議なパターンなので、そのための対策なんだろうか。、まあ、それなら分かる。

 それとも、RNC放送が我が地方に対して、いじめ(笑)をしているのだろうか?

 他の地方の人はどうなんでしょうか?

 (断っておくが、地デジでもちゃんと元からHVで放送しているデモもあり、それらは画質も放送ならまずまずであり、保存意欲に足りる)

 よく分からないが、兎に角、これで地デジの意味があるのか?と言いたい。携帯電話で見るためのものなのか?

 「これを最新のHDMI接続で、液晶&プラズマに繋ぐと、超高画質が実現するんですよね、へへへ」、なんてことをいうと、信じる初心者もいるかもしれない。

 はっきり言って詐欺である。

 駄目だなあ、地デジ。。。

 

 最近批判が多いと言われそうだが、もう一つある。

 例のプレイステーション3は、予約すら出来ない。生産台数が少ないのが原因だそうだが、そら今に始まったことではないだろう?

 家を建てるのに、設計は完璧で万全の家の図面はあるが、部材調達&資金のことは考えていないというのと同じ。

 本気で普及させるつもりなら、こんなことでは駄目である。

 今のまま行くと、仮に年間10万台普及したとしても、DVDを駆逐する程の勢いがあるかどうか。HD DVDはもっと少なくって、年間3万台としても、これでBDが優勢というのは、何か変だ。そもそも、BDからしてみれば、圧倒的数でHD DVDを駆逐することも出来るはずだが、そのようになってはいないのだ。

 これなら買うための努力は、アナログレコードと変わらん(笑)

 しかも、録画メディアがこの状態で安くなるワケがない。

 「BDに保存?冗談じゃないよ、値段以前に画質もテープで十分だ」、という人も出てくるかも、。

 このままでは、HD DVDはDVD-Audio、BDはSACD、といった図式になるのではないかと心配。

 駄目だな、今の情勢。。。(暴言多謝)

 

 

 

 

2006/10/20
資源は大切に?
 さて、その後先日の電気屋に再度行ったら、店内上げての大改装をやっていたのでちょっとびっくり。

 何かと思えば、こちらも「地デジ万歳売り込み」である。

 ここぞとばかりに、液晶とプラズマテレビの設置数が激増していて、見ているこちらが圧倒される程にキャンペーンをやっていた。

 凄いもんだ。。。(画質の意味ではない 笑)

 まあ、県内の経済効果と景気には良いのだろうが、先日のように、現状の成り行きを考えると、気分は冷めてしまっているので、むしろ、急にオイラ特有の「勿体ない精神」が沸き立った。

 僕は新しモノ好きであり、ミーハーと言われても仕方がない程、何でも早くに試したい方だ。

 「浪費型人間の特徴だ」、と友人によく言われる。

 でも、実はそう見えても一度手にしたものは、徹底的に使い倒すというか、元を取るまで離さないというか、結果的にこれだけ使えばバチは当たらないだろう、という位「使い回しの鬼」のようなところもあると自分では思っている。(反省の面がない?)

 

 さて、売り場を見ると、どのテレビも綺麗に映っている。もうジャギジャギ(笑)になるほどしっかりとブロックノイズが見えるテレビが殆どだ。

 これはくっきりしていていいなあ、なんて思う反面、もうちょっと早い動きに対応してくれないかな、なんて思う部分もある。でも、やっぱり新しいものは試してみたい気持ちがないでもない。

 個人的には、動きへの応答性はプラズマの方が明らかに良いが、その変面、画素は気になる。プラズマは蛍光灯が並んでいるようなものだから、画素をそんなに小さく出来ないからだ。

 液晶は動きの応答性はイマイチ、いやイマニ位だが、画素は工夫で目立ちにくくなっており、しっとりした静止画には良い。

 が、どちらにしても直ぐに買うにはちょっと値段が高い。個人的には、テレビの買い換えはSEDテレビまで待ちたいところ。でも、今のテレビも流石に時間は経っており、そろそろ寿命が来るかもしれない。最近HVを見ていると、やはり10年も使っているので、色もずれているし、なんとなくフォーカスも甘いような気もする。

 ではどうするか?

 で、ここ10年使っていた我が家のワイドテレビを、何とオーバーホールすることにしたのである。何を考えているのだ!?と言われそうだが、資源は大切に、お金も大切に(笑)の精神である。

 さて、そうなると当然サービス依頼であるが、実際現場でやってもらうと、これがちょっと面白いのだ。CRTなので、やっぱり3管と同じような調整なんである。

 ちゃんとレジ調整を行って、画角を縮めたり広げたり、マグネットを弄ってRGBの三原色を段々合わせて行くのだ。

 端から見ていると、思わず「ここはスキューで・・」、なんて言いそうになる。(使ったことがない人には分からないと思うが、CRTの調整は全て理屈が同じなので、その言葉の意味が決まっているのだ。)

 

 さて、調整完了後の絵は?と言うと、、。

 これが実に綺麗になってしまって驚いた。自分で言うのもおかしいが、これはG90,G70のミニチュア版のようで、殆ど親子みたいだ。奥行き感も全然変わってしまってびっくりである。これが10年前のテレビだから凄いもんだ。

 当時は結構高かったので勿体ない話だなあ、と思ったが、実は今のプラズマ&液晶よりも、まだ価格は安いのである。

 今後はHVオンリーで使うので、周波数こそ1080iだが、画面が32型なので走査線は気にならない。字幕のちらつきはあるが、発色も黒から真っ白、と言うより光(!)までの再現も凄まじい。

 まあ、直視管なのでDレンジは広いのは当然にしても、部屋を真っ暗にしても観られる点も流石だ。

 一点だけ気になるのは、このテレビは当時の「アナログHV用」に設計されているので、横幅(V方向)の定義がないので、ちょっとだけ幅が狭く端が切れる。

 所謂、ラスターの中に入力信号が収まりきらない状態だ。

 これを考えると、二年前までは売っていた、CRTハイビジョンテレビを買っておけば良かったかなあ、なんて妙なことを思ってしまう。

 

 さて、正直なところ、今回オーバーホールしたのは大正解だった。中身も掃除をして貰って、おまけにここまで調整で追い込んでしまうと、店頭のデモは見られない。これでもうしばらく壊れないでくれれば、SEDが出る頃まで使えるかも、、なんていう気にさえなる。

 

 これなら十分元は取れたことになり、10年なら浪費でもなかろう。下手をすると、固定画素テレビを買う頃にもまだ普通に映っているかもしれない。(まあ、尤もアナログ出力が出ていればの話だが、、)

 

 みなさん、「資源は大切に」、ですね。(^_^;)

 

 さあ、これでこちらも二刀流の日は近い!?

 

 

 

 

2006/10/13
地デジ開始?
 「もう地デジ映りますよ!」と、先日電気屋の店員に言われたので、試してみた。

 先週は電気屋で映っていたので、真似して試した時は駄目だった。何が悪いのか分からなかったので、そのままほったらかしにして置いたのだが、今日になって再挑戦。

 と、言っても、自動選局を再度やってみただけなんだが、。

 で、試してみると、あっさりオート選局が出来るではないか。

 そして、映りました!我がド田舎岡山でも。。、勿論、まだ試験放送なんだが、一応番組はやっているみたいである。

 おー、しばし感動、これでやっと岡山も首都圏並の土台に来たかなあ、、苦節2年、ウルウル、、なんてことを思ってはいけない。

 いや、確かに綺麗です、アナログ放送に比べると。

 確かにBSよりはノイズ感とちょっと動くシーンで落ちるが、それでも試験放送は割と綺麗なデモを見せてくれる。色は何故かBSより良い物もある感じ、。放送ならまずまずの合格点だ。

 (CRTは、何をどう言おうと、固定画素に比べて動くシーンには圧倒的に強い表示媒体なので、この違いは一目で分かる。また、黒のレンジは桁違いで、例えばHV「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」を観ると、HV「チャーリーとチョコレート工場」がかなり落ちるのが一目瞭然で分かる。)

 おまけに、RSK等(ローカルですみません)は、郷里の風景などを映しているが、とても現実味のある色を出している点は評価したい。フォーカスもよく合っていて、カメラに変な加工をしていないせいか、瀬戸内海の風景や我が山々も確かにこんな感じで良い。

 で、今度は別チャンネルに変えてみていると、内容は深刻な「核問題」の後は、「モー娘の大学講義」、なんていう感じ、、。

 我が地方初めての地デジで見る内容がこれだというのは、何とも複雑な心境ではある。

 そもそも、首都圏との開きが2年もあり、更にこれが映っているのは、実は瀬戸内海に面した岡山と香川の一部なので、ハッキリいって我が県北は無視であり、エリアは極めて狭いので、完全に人ごとである。

 やっぱり日本はどうかしてるぞ。

 と、思うわけだ。

 テレビではまったく宣伝していないし、こんなことで普及させようというのは何かおかしい。。。そもそも、国内でこれだけ開きがあるのは絶対におかしい、と思うのだ。

 しかも、今回映すためにはアンテナの分岐アダプターがいるのだが、これが2500円もする。ふざけんな、と言いたくなる。

 

 さて、以前書いた通り、読みは当たっていたことがある。

 今、この絵を見ても実はあんまり興味がないのである。もう既にHD DVDは発売されているし、BDも足音が聞こえる、。この状態では、今更という感はぬぐえないのだ。おまけにコピーワンスなので、やる気なしである。まあ、綺麗なんだから良いんだが、やっぱり今の情勢、日本も含めて世の中何か変だ。

 HDCP、コピーワンス、コンテンツ保護、云々、んで、HDMI?、誰が見るのだ好きにしてくれ、と言いたい。

 後はパッケージメディアが、同じ道を辿らないことを祈るのみである。

 

 

 

 

2006/10/06
競争相手

 さて、最近はめっきり肌寒くなって秋らしくなって来た、。

 で、先日お散歩に行ってきました。こういう時は、夏の風景を見たいものですから(笑)

 そうです、3管対抗馬物色中の僕としては、冷静なお買い物対策をする必要がある。

 何かと言うと、「VPL-VW100」。

 いえいえ、勿論買ったわけではありません(^_^;)

 まずはお手並み拝見、というところかな。

 と、言いつつ、色々弄らせて貰いました。(←悪い癖)

 

 で、どうなのよ?と言われると、これがなかなか難しいものがあるなあ、というのが現状の見解です。

 物事は単純ではないと言いましょうか、事実は見方による、と言いましょうか。真相は観たものしか知らないということ、。

 ただ、言えることは、自分の目で見る、自分で経験する、ことの重要さを再確認した次第。

 それから、何事も一番肝心なことは、競争相手というのがないと進歩しません。これがあっこそ物事は進歩するというか、ハッパが必要。自己満足はOKでも、他者満足と思ってはいけないこと、かな。

 それから更に忘れてはいけない事に、種類の違う物に別の種類になるように強要する、のは無理だということ。

 猫に向かって、犬になれ、というのと同じ。猫に番犬の役は出来ないわけです。でも、犬にこたつに入れというのも無理な相談。(笑) (まあ、そういう犬もいるかもしれませんが、)

 まあ、そんなところかな、。

 良い面、イマイチな面、色々あるから面白い。

 でも、絶対に僕は自分で確認します。(^_^;)

 

 さあ、お次は何の方式を観ましょうか?

 

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