つれづれ日記

2005年

6月度

HOMEへ つれづれ日記TOPへ

 

2005/06/27
壮絶
 さて、最近は随分暑くなって来た、。軟弱な僕は、もう既に夏バテしそうなムードである。。(-_-;)これでは遺憾、と言うわけで、何か涼しくなるようなことを、、と考えてみた。

 夏には定番の(?)ホラー映画と言う意見もあるが、実はこの手の映画が好きではないので、自分から望んでは観ない。

 何だ恐がりなのか?と言われそうだが、その逆で、実は幽霊なんか信じないのである。だから全然面白くない、、のである。

 なんてなことを言ってしまうと、怒られそうなので正直に書くと、実は、幽霊は信じないが、はこぶねで部屋を真っ暗にしてホラー映画なんか観たら、気分が悪くなるのである。理由は、ある程度画面が大きいことと、3管を使うと、真っ暗が再現出来るので、リアリティーがあり過ぎて体に良くないのである。かえって血が上るので意味がないのだ。。。

 

 で、ここしばらくはHVばかりでDVDを観ていないこともあって、久しぶりに新作のDVDを何枚か観ることにした。また、その中でもちょっと今回は異質な、これまた滅多に自分からは観ないジャンルを選んでみた。

 この時期ならセガールの「ICHIGEKI/一撃」や「ボーン・スプレマシー」だと思うが、何故か、

 「モンスター」である。

 実在した殺人鬼をモデルに作った伝記ものらしい。この種類の映画は結構存在するのだが、個人的には、この手の映画は「大嫌い」である。感情注入出来ないばかりか、そんな人物とは縁があって欲しくないし、理解しようなんて無理な話で、僕は好みと違う、考え方が違う、なんて言う場合に自分から望んで理解する筋合いはないと思っている性格なので、どうも駄目だ、、。

 やっぱり犯罪映画は娯楽だから良いわけで、事実ではいけない。いや、絶対に嫌だ。

 

 じゃあ、何でそんなDVDを選ぶのだ?と言われると、それは「シャーリーズ・セロン」が出ていると言うので選んでみただけだった。

 実は、僕はシャーリーズ・セロンが個人的に特に好きな女優さんの一人なのである。

 何とも言えない、「スマートでチャーミングな若妻役」がぴったりくる、綺麗な人である。(^_^;)以前はLUXのCMでお馴染みなんだけど、良いですねえ、この人の感じは、、。

 また、今回は「クリスティーナ・リッチ」と競演しているので、こちらも好みの女優さんだったりしたわけだ、、。(^^ゞ

 「アダムス・ファミリー」の頃は、この子は将来どんな路線の女優になるんだろうかと心配したが、近年では、まじめで大人しい印象の役から、キュートでかわいいイメージまでと、随分頭角を現していると思う。

 だから観る気になったのである。

 

 で、肝心の映画のストーリーはどうかと言うと、それはここでは書けない。これは何時ものように、観ていない人へのマナーである。

 じゃあ何書くんだよ?と言われると、ずばりこの二人の狂演、いや、競演とその変貌ぶりと「壮絶な役作り」であります。もうこれは脱帽圧巻である!。それは恐ろしい程のイメージの変化をこなしているのであります。(-_-)もうこれだけでも必見の価値はあると思う。音や絵は問題ではない。

 あの綺麗なセレブ系「シャーリーズ・セロン」が、、、とファンなら大ショックを受けること請け合い。

 まあ、これはそう言う意味でも絶対観ておくべきだろう。素晴らしい役者魂であります。(-_-;)

 特撮かと思う位だが、それにしては表情から体の動きから、全てが信じられん、、、「オ○ナは怖い」と言う台詞がなきにしもあらず?。壮絶であります。(これ位のスタミナが欲しい。)

 

 男優なら、役作りのためなら髪の毛を引っこ抜いてでも、体重を10キロ以上増やしてでも、と言うあの「ロバート・デ・ニーロ」も真っ青で顔なし、と言った具合である。

 但し、この映画を観るには、先に必ず「バッファロー’66」と「コール」または「ミニミニ大作戦」を観ておくことをお勧めしたい。その後にこの映画を観ると、多分即倒(笑)すると思う。

 是非この手順でご覧あれ・・・寒くなります、いや、石になりますから、、。

 

 

 

2005/06/19
小出しは駄目よ!?
 二週間も休んでしまった、。が、実は先週と今週は、急遽プチ出張が度々入ってしまい、どうしようもないのである、、。

 (メールが滞ってしまった方には、深くお詫び申し上げます。m(_ _)m)

 

 さて、数日程度の出張が何度かあると、一日のパターンが一定しない、と言うか、もう無茶苦茶不規則になってしまう。まとめてあればまだ良いのだが、細かく小出しみたいにあるので、お陰で予定がコロコロ変わるので無駄が多いのである。一番嫌なパターンだ。

 最近のVAにそっくりかも。。。結局どっちにするの?、えっ、全部??と言いたくなるあの心境だ。

 でも、こればっかりは不動を決め込むわけにはいかない。

 

 で、やっと今日遅くに映画でも観ようと思ったが、眠くて耐えられん、、。全部観たら絶対途中で寝てしまいそうだ。当然更新なんかストップである。こりゃあまずい、と思い半目状態で、さて何を書くか?

 最近DVDを買っていないので、古いものを観るのもどうかと思ったので、BSの録画分を適当に再生してみる。が、HVのテープに名前を書いてないので、何が入っているか分からない。(-_-)

 当然、小出しのように観ていくはめになる。人のことは言えないのである。何をやっているんだか、。

 α波状態の目で観て、ピンと来たのがBSの「コン・エアー」。ちょっと古い映画だ。

 この映画は随分前に、レンタルビデオで観たっきりだった。正直、ジェリーブラッカイマーの作品としては、あんまり好きな作品ではなかったので、DVDも買わなかった。一回観ればそれまでの感あり、だったからだ。

 が、BSのHVで観て今更びっくり!。凄い高画質である。しかも僕の好きな、「現実画調」の絵だった。前半は輪郭の補正が僅かにあるが、中程辺りからの外のシーンは絶品だ。こんなに高解像度な映画は、BSでもそんなに多くはない。

 HVが良いと言うだけでなく、元のカメラ、または撮影が素晴らしい感じだ。人間の目が「現実に外で遠景を見ているよう」に、全てにフォーカスが合うような不思議な解像度だ。アニメではなく、実写でこれだけのシャープなフォーカス感は素晴らしい。

 もっと早く観ておくんだった、、。やっぱり落ち着かない小出し観のような鑑賞は駄目である。じっくりと映画を観ると言うことは重要だなあ、と今更思う。

 しかし、もう限界だ、、やっぱり寝るのだ。。。 

 

 

 

2005/06/05
変わるもの、変わらないもの
 既に6月になってしまった。時間が経つのは早いなあ、って、さぼっているだけなんですが。。。

 

 さて、先月の終わりに、深夜寝ようと思ったところ、何とBS-hiでキッスのライブコンサートを放送していたのでちょっとびっくした。

 何故かって?

 それは、天下のNHK、我が国営放送が、まさかヘヴィメタルの、しかもキッスのコンサートをハイビジョンでやってくれるとは思わなかったからだ。

 文句があるのか?と言うと、いえいえ、その反対。もう一度やってくれ〜(泣)

 実は、気が付くのが遅くて、慌てて録画したものだから、10分ぐらい番組の頭が切れてしまったのだ。まさかこんなサービスがあるとは思わなかった。確かに、今はこの手の音楽から遠ざかって20年ぐらい経っている。

 でも、僕は当時メタルキッズだったので、とっても懐かしい!。ヘヴィメタルのライブ放送なんて、過去に滅多にはなかっただけに、時代は変わったなあ、、なんて思うわけだ。おいらの青春時代にはなかったのだ、しかもハイビジョンだし。

 さて、肝心の画質だが、NHKのライブとしては、ブロックノイズが僅かに目立ち最高ではないかもしれない、が、それでも民放とは一線を画する。綺麗である。音も2CHでAACのせいか、ちょっと甘口で芯がなく軽いのだが、やかましいヘヴィメタルには、丁度良いマッチングであるとも言える(?)。

 悪口じゃない。おいらはヘッドバンカーズ(意味分かるかな)だったんだから。

 彼らのおどろおどろしい奇抜なメイクと、それに相反すると言うか、ヘヴィメタルとしてはポップなサウンドには思わず目頭が熱くなった。一貫しているこの音楽とスタイル、大したものだ。まあ、一度彼らはこのメークを落とした時代もあるのだが、結局元の姿に戻ってやっているところが、何とも嬉しいではないか。

 勿論人間なので、おじさん達になっているようだが、メークで分かり難いし、誰かさんの胸毛も健在だ(笑)。

 

 さて、そのおどろおどろしい様相に興奮していたら、何故か急に懐かしくなって、もう一つバンドを思い出した。それは、「ブラック・サバス」だ。そう、知っている人は知っているだろうが、オジー・オズボーンの、これまたけばけばしい、おどろおどろしいバンドだった。

 で、何故か無性に「パラノイド」が聴きたくなった(知っているかな?)。そこで、我慢出来なくなって、終にCDを買いに行ってしまった、、。レコードは以前持っていたのだが、はこぶね建造の際、引っ越しの時以来行方不明になっていたので仕方がない。

 ヘヴィメタルのアルバムを買うのは、もう20年ぶりぐらいかもしれない。

 「パラノイド」と言う曲は、しばらく前にメガディスと言うバンドが、カバーをCMで歌っていたらしいが、もうこの手の音楽から遠ざかっていたのでどうだったか忘れた。

 まあ、僕にとって「パラノイド」と言えば、オジー・オズボーンの、呂律が回らないような(失礼)気怠い、それでいてシャウトするボーカルが良いのです。

 または、正反対のスカッとする、バンド晩年のボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオなのです。(分かる人には分かるかな)

 また、このロニー・ジェイムス・ディオと言うボーカリストは、滅茶苦茶歌が上手いのであります。多分ロック以外、それこそオペラでも歌えるような多彩な人であります。(-_-)

 で、買ってきたのは、オジーとロニーの両方のボーカルが聴けると言うことでベスト盤を選んだ。

 THE BEST OF BLACK SABBATH (VICP-61275〜76)

 

 さて、早速聴いてみる。。。

 うーん、懐かしい!。ちょっと感動してしまった。音はロック、しかもヘヴィメタルなので歪み感は結構あるが、それでもレンジは意外に広く、効果音に低音もかなり低い所まで入っている。現場のムードはばっちりである。面白いのは、最近のドルビーデジタルやAACの歪み感と違う、強烈だがナチュラルな歪み感だと言うこと。

 どう表現したら良いのか分からないが、このCDの歪み感は、元のマスターがアナログなのか、所謂ビット感がない素直な歪み感がある。最近のJ−POPやロック系のアルバムの方が、もっとチリチリするモザイク的な歪み感がある。

 まあ、単にCDがPCMだからかもしれないが、それでも、最近買ったJ−POPのSACDは、何故かビット感のある歪み感だった。映像で言うところの、何となくドットが見えるような感じに似ているかな、。

 

 さて、時代は変わる、時間は嫌でも過ぎていく、今までタブーだったことがそうでなくなることもある、それが良い時もあれば、自分にとって良くない時もある。また、技術は当然進歩する。

 でも、この懐かしい音や、彼らの姿を観ると、世の中には変わらないものもあるのだなあ、、、と、しみじみ心強く思う。この一徹さ、見習うべき点はあるなあ。。。

 

 何を言っているのだ?と思われる、独り言の今日でしたm(_ _)m。 

 

HOMEへ つれづれ日記TOPへ