つれづれ日記
2005年
2月度
2005/02/28 色々あるさ |
|
![]() |
ちょっとご無沙汰してしまったが、色々あった。世の中、なかなか自分の思うようにはならないのである。
期待するとハズレる、でも期待することを忘れたら人生面白くない。しかし、予定通りにはいかない、、。 オーディオやビジュアルの趣味も同じだ。 ある人が上手く行ったと言うので、自分でも同じような結果になるかと言うと、そうは行かない。人それぞれ、色々あるのだ。時間、プロセス、経験値、そして感じ方、考え方、出来る事、出来ない事、などなど。 この中で、特にオーディオやビジュアルは、感じ方、言葉を変えるなら主観がものを言う。他人が良いと感じることでも、自分は正反対の感じ方をすることだってあるだろう。だから皆悩む。 次は予定だ。思っているような過程で進めばいいが、これまた難航を極める。それだけやっているわけではないし、勿論やっていても、予定はあくまでも予定である。 それでもその「求めるもの」を得るために、人は行動する。速度は人により差があると思うが、心は常に動いているはずだ。そして、期待して、当る時もあればハズレることもあるわけだ。 さあ、これから先、VAはどうなるのか、また自分はどうするのか、、問題は多い。ところで、今日はここまでしか書けないが、そのうち本音を書いていこう。
さて、時間に追われながらも、一つだけ期待した予定が前に進んだ。 そう、スクリーンが今日届いたのである!。130インチビーズ、4:3 2.6ゲインである。 で、一つ思わぬオマケが付いてきたらしい。 らしい、とは何だ?と言うことなんだが、まだ箱さえ開封していないので、結果は分からないが、何と「つなぎ目がない」130インチだと言うことなんだそうな! そんな、出来ないと言うことだったじゃないか!?、と僕も思った。が、これが、打ち合わせした最後の返事で、ひょんなことから出来る、と言う連絡が入ったのである。 まだ半信半疑だが、もしそうなら、これは非常に嬉しい誤算である。世の中分からないものだ。言ってみるもんだ、と、つくづく思ったりもする。成せばなる、か。メーカーさんどうも有難う御座いました。 またワガママで特注を作ってしましたようだ、、。 しかし本当なんだろうか?開封するまでは心配半分期待半分である。
早く確認しろよ!と言われそうだが、これが予想以上に色々あるのだ。まず、分かっていたことだが、設置が大変。と言うのは、今の取り付け金具の位置が変更になるので、段取りが少し変ったのである。果たしてすんなりと行くかどうか、、。 もう一つは、今まで使用していたスクリーンをどうするか?と言うことだ。実はもう一つ過去に2.6ゲインの120を使っていたので、これも残っている。ただ、こちらは僅かだが傷があるのだ。だから、家にサブの液晶でも買ったら使おう、と取っておいた。 しかし、流石に今回で予備合計が2本になるので、それをどうしようかと考えている。 さあ、どうするかなあ。。。 欲しい、と言う方が居られれば、取に来て頂ける方には、今の120インチビーズは安くお譲りする事は出来る。が、運ぶのは大変なので、覚悟がいるから、そう安易には行かないだろう。傷を付けないで巻き取らないといけないのである。 また、ある程度良識のある方がこちらとしては有難い。オークションは苦手なのである。 え?だれも要らない?そんな7年以上使用した、更には2.8ゲインビーズなんて時代じゃないよ、てか? ならば保管か、まあ、色々あるさ、。 兎に角、設置と同時にしないと大変だろうなあ、。予定通り行けばいいのだが。。。 |
2005/02/16 幸せになりたいけど、 |
|
![]() |
幸せになりたいけど、がんばりたくな〜い♪、、 今更だけれど、ご存知、忌野清志郎のフレーズ。 初めて聴いた時は、思わず吹きだしてしまった。上手いこと言うなあ、と。確かにそりゃ本音はそうだ。 どうでもいいが、実は僕は子供の頃、彼のファンだった。独特の歌い方には、個人的な感想だけれど、当時サザンの桑田をも寄せ付けない、「わが道を行く」的なところがあって説得力があった。 今もそのままの歌い方で、全然変わらないと言うか、それを徹底している点では大きく尊敬してしまう。流石だ。 その声でそう言われると、何だかズバリ言い当てられたみたいで、妙に畏縮してしまう。
ところで、やっとはこぶねは、次の段階に移り始めた。そう、スクリーン交換である。まだ届いていないのだが、これからのことを考えて、現状を確認している最中である。 まあそれはいいとして、で、問題はその後どうするのか?と言うことだ。スクリーンが変わると、機材の設置はオーディオまで含めて全てやり直す必要が出てくることは以前から分かっていた。勿論青写真もある。 良いじゃないか!と思われるのだが、実は色々悩みもある。プロジェクターもオーディオ機材も永久に使えるわけではない。これは壊れるという意味ではなくて、特に今の時期は入力の互換性問題や、何を使い、何を聴き、何を観るのか、と言う所まで模索しておく必要がある時期だと言うことだ。 そうしないと、折角買ったは良いが、一年もしないうちに全ての能力が発揮出来ないまま買い替えないといけない、と言う場合も出てくる。それが出来る人は良いけれども、そう簡単には行くわけがない。
あれこれ想像している時が楽しいのだ、と言うのは確かにそうかもしれない。でも、それはある程度先が見えているからこそであって、全然見えていなければそうも言ってられないと思う。 これは別の意味で悩ましいのだ。こういう時は、全てリセットしなければいけないのか、と、不安になるわけだ。やろうと思っただけで全て馬鹿らしくなる、そこまでがんばる気力さえもがなくってしまう、と言う感じかな。 もうこのソフトは高画質高音質で再生出来ません、全て買い換えてください、なんて言われたら困るだろう。でも、現在は実のところそれがあるような気がする。それまでのものだと思えばそれで良いのかもしれないが、それじゃあ趣味にはならないし、全然つまらない。
うーん、どうするかなあ、。幸せになりたいけど、がんばる価値があると良いのだが、、。決めたら突っ走るたちではあるんだが、頑固者にも悩みはあるのだ。 まあ、そう言う不安な気分になる時って、皆さんありません? |
2005/02/11 ついて行けない |
|
![]() |
今週は久しぶりに、しばらく観ていなかったDVDを、まとめて観ようと思っていた。時間がなくて、買うだけ買って観ていないものが結構あるのだ。また、BSも録画はしているが、通して観る時間がない。
何だか最近は、時代に取り残されているような気がする。。。既に話題作を通り過ぎたものでも観ていないものがあるのだ。 個人的には(皆そうだと思うけど)、映画は一気に通して観ないと嫌な方だ。中断すると熱が冷めてしまい、折角の感動(?)が失われる。 そう思うと更に大事に取って置くことになって、結局今更どうしよう、、なんて言う作品もある。 これじゃあ意味ないなあ。でも、そう言う時に限って、ここ数日どうも体調が良くない。春まではがんばろうと思っていたのだが、どうやら風邪らしい、、。 まあ、先に写真でも撮っておこうか、と思いながらデジカメのスイッチを入れると、、これがどうも様子が変だ。 「カード・エラー」?、何だこれは?。 うーむ、終に壊れたか、そう言えば5年目に突入しているしな。でも、よくがんばった方かな。今時130万画素なんて、携帯と良い勝負の代物だし。手ぶれには恐ろしく敏感で、三脚がないと綺麗に撮れない場合が多い。勿論、それでも今までWeb写真には十分な性能だったと思う。家にはまだ銀塩カメラは別にあるし。 仕方ない、、、。そう思いながら、仕事の帰りに電気屋に持って行った。オイオイ直すつもりか?と思われそうだが、そうじゃない。 確かに古参のデジカメではある。上記のような不満もある、が、一つだけ良い点があるのだ。それは、はこぶねの中でフラッシュをたかないで撮った時に、何故か極めて「自然色」に近いのである。手持ちの携帯のカメラも130万画素だが、個人的には常用には厳しい。色がおかしいのだ。 これは自分の部屋だから言わせて貰うが、Webに公開している、このカメラで撮った写真の色は、生に近いのだ。だから、参考にしようと持っていったのである。(変なこだわりである) 今時そんなボロと最新型を比較するな、画像ソフトがあるだろう、と言われるだろう。実際持っていたら、案の定「まだそんなもの使っているんですか?」と言わんばかりの、店員の冷ややかな目つき、、、。(何も言っていないけど) 子供の頃、衣替えの際に寒いので、まだ冬服を着ていった時のあの仲間はずれになる感じ、と言えば分かって貰えるかな? いいんだよう!オイラは取り残された変人なんだから。。。 と言う、幼少ひがみはさて置き、早速最新のカメラを何機種か見せて貰った。凄いもんだ、500万画素なんて当たり前なのね、、。手持ちカメラから、スゴスゴとスマートメディアを取り出して、本体を隠したくなっている自分がいた。 何だか、3管絶対主義でいたら、いつの間にか液晶に先を越されていたと言う日が来ていた、、と想像するようなものか。 で、それでも気を取り直して一応条件を出した。これが(スマートメディア)使えるのありますか?と聞くと、これが案外ないと言う。しかも、同じメーカーでもである。更に、「今は○○ですよ」と言う。 何だそれは、と思いつつ仕方なく勧められるままに聞いていると、コンパクトフラッシュ、メモリーステック、その他諸々、、説明してくれるが、全然こちらには疎いのでよく分からない。 驚いたのは、似たようなタイプでも完全互換ではなく、ある程度対応、と言う如何にも今らしい回答で恐れ入った。データ容量がそれ位必要なんだという。 既に取り残されている、、。 全部で11種類位あるらしい。もう殆ど説明について行けないのである。つい先頃まで、6種類とか聞いていたのに、なんちゅう勢いだ。
まあ驚くのはそれ位にして、兎に角、その場で出来上がった写真を、PCで見せて貰うことにした。 ところが、何と、被写体と全然色が違うじゃないか、、。これは何でなの?色が妙に青いし、解像度は高いけれど、ガンマのカーブが不自然で如何にも写真だ。違うぞ現場の色と、と思ったが言い留まった。 まあ、PCのせいだろうと思いながら、手に持っていたスマートメディアの中に入った写真を見せて貰うと、 やっぱりこっちの方が遥かに色は自然なのだ。それとなく色が違うことを指摘したら、今度は店員はカメラを弄り回し始めた。で、あれこれ説明してくれるが、色はどんどん変な色になって行く、。 何だか、テレビショッピングのリハーサル失敗を見ているようで困った。大丈夫かなあ、。
まあいいや、メディアも乗り換えないと行けないのだから、それを買おう、どうせ今のは壊れているからな、。と言いながらスマートメディアを、再度自分のカメラに戻すと、今度は何故か写るようになっていた。 ありゃ?何だこれは。そう思って再度店のPCに、データを保護して貰うためにメディアを挿すと、これが認識しない。。。 「あっ!」と僕と店員の口調が揃った。 そう、これはメディアが壊れているらしい。で、色々調べて貰ったら、やはりメディアの不良とのことだった。 店員も、今度は何故か買い替えよりメディア交換を勧める。 で、結局すっかり気力がなくなって、スマートメディアは、持ち込んだヤツは付属の8MBだったので、32MBだけを買って帰ることになった。ただ、読めたり読めなかったりするのは、デジタル特有の「何でか分からん、完全な説明は出来ない」不具合なので、妙に納得。 でも、次に買う時は、多分僕はデジカメ浦島太郎になっているだろう。それを今回は痛感した。もう、ついてい行けないのである。ちょっと遠ざかると、途端に置いて行かれているのがこの世界。
ところで、デジカメでさえこんな状況なのだから、オーディオやビジュアルなんて、興味がない人には、殆ど「異文化」じゃないかと思う。 自分でやっていてもよく分かっていないのだから、普通の人はむしろ思い付いた時に買い替えて、新しい世界へ来たな、と言う感覚なんだろう。でも、このままではマニアが減っていく、がんばらねば。 果たして、僕は何処までついて行けるのだろう、、。 なに、既にもう遅れているって。 確かに。(-_-;) |
2005/02/01 あの人は今 |
|
![]() |
先日、調べ物をしたいことがあって、仕事の帰りに近所で一番大きい本屋に寄った。
僕の近所にはふさわしくない位(?)大きな本屋なので、お目当ての本を探すのは少々手間取った。で、しばらくウロウロしていたら、久しぶりにこの本が目に入った。「レコードマップ2005」(学陽書房)である。 お〜!懐かしい、、と思いながら手に取って開いてみた。 ここ数年は、メディア多様化の時代で、ソフトよりハードの心配ばかりしていることと、インターネットの普及により、ソフトの検索手段も増えたので、実はこの本は、4年位買っていなかったのだ。 そこで、今回は久しぶりに買ってみることにした。 中を見ると、メールアドレスやURLが載っているお店が増えているようだけれど、それでも未だにTEL、FAX、郵便オンリーのマニアックなお店が載っており、ノスタルジックなムードがプンプンしていて、とても懐かしくて思わず目頭が熱くなった。 それもそのはず、この本は実は以前の僕の愛読書だったのである。長岡先生が紹介されていた数々のレコードやCDも、地方に住んでいる僕にはなかなか手に入らなかった。 CD紹介が出た時には、既に売り切れでくやしい思いをしたことが何度もある。紹介されていたものは、輸入盤が多かったせもあって、その時期を逃すとなかなか手に入れることが出来なかった。一々東京まで買いには行けないし、いざ本当に行ってもないこともあったのだ。 でも、どうしても聴きたくて欲しくて悩んでいたら、ある日この本を雑誌で知り、通販と言う手があると分かった。まだ通信販売なんて、今のように「当たり前」になる前の話である。 ニフティー通信位(?)の時代だったと思うが、僕はその方面には疎かったので、随分電話をしまくったものである、、。一日に30件位はかけたかもしれない。FAXも初めて買った。 うーん、懐かしい、。 で、当時電話をすると、これが今では考えられない程、懇切丁寧な対応のお店が結構あって、随分感謝したものである。 最近はしばらくご無沙汰だったが、本の中にそのお店達は今だ健在で何だか嬉しい。切実な願いを持つ人には、情報は全てきちんと発信してくれて、更にはそのOFFラインでの情報まで教えてくれた。 次に、そこに行くと次第に同じ目的の人達との繋がりまでも出来てくる。また、そう言う人達は不思議な位人間的で、大切な情報を隠さず教えてくれた。決して出し惜しみと言うか、如何にも自分だけで、と言う感じがなく、きちんとした目的の人には徹底して情報をくれる。 逆にそれを機に、今度は自分の情報を何気なしに持って行くと、更に情報をもらったり、といった具合で、、自分でも驚くような珍盤や奇盤まで手に入ったのである。 あの人は今どうしているのかなあ、、なんて思ったりする。
ところで、では、最近はどうなのか?と言うと、やはり手法は少し変わったと思う。インターネットの普及が一番大きい。何がなんだか分からない位である。ややこしい世の中になったかもしれない。 でも、実は根本的なことは変わらないのじゃないか、とつくづく思う。趣味の意義の分かる人は意外に多いのである。「ん〜、どうしたら良いのかなあ、」なんて一人で思いならがやっていると、親切な人はいるのだ。何処かで誰かと繋がっている。すると、突然びっくりするような情報を頂くこともある。相談したお店の人が、実はマニアだったりすることだってある。 ショップで知り合ったあの人が、電話に出たあの人が、あれこれ教えてくれたのと同じように、こういう時は本当に出会いに感謝するのだ。実に嬉しい。
受身ばかりでは遺憾、がんばらねば、、、と思う今日この頃なのだが、。(反省) |