つれづれ日記

2003年

3月度

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2003/03/28
状況変化
 以前も少し触れたことはあるのだけれど、そろそろ実行に移そうかと考えているので、今日はそれを踏まえて少し書いてみたい。何のことかと言うと、それはCD−Pの交換についてだ。

 まず、現在の皆さんのオーディオ、ビジュアルの主役(ソースの種類)は何でしょうか?。AD?CD?それともDVD?またはBS?。例えば比率があってAD、5に対してCDが2、BS及びDVDが3と言う場合もあれば、所有機材はあっても聴くのはAD一本!と言う人もいるかもしれない。つまり各個人で十人十色だろう。

 僕はどうかと言われると、これがちょっといい加減な部分があって、ADばかりの時もあれば、CD、DVDばかりの時もある。また、CD、9に対してADが1の時もある。つまり時期によって大きく違う場合があるのだ。もちろん、システムの音決めの最終決定は、ADで行うと言う変な癖は今でも残っているんだけど、、。

 まあ、そうは言っても現状の世情を考えると、やはりまだまだ主流の多くはCDのように思う。我家でもそうだ。また、映像は音とは切り離して楽しむのが一般的だろう。現実に僕もDENONのA1をDVD再生に使用しているが、CD−Pとして使ってもTEACにはない切れと厚みを持っており、DACのスペックだけならA1の方が上の部分もあるのだが、それでもCDをA1で根を詰めて聴こうとは思わないし、トータルではTEACには負ける。

 ではA1をDACにしてトランスポートにTEAC−VRDS25XSを使うとどうなのだと言う意見もあるが、これは色々実用上の問題があってイマイチ。(音の同期の問題)デメリットがメリットを上回らないのである。

 さて、そうなるとやはりCDは専用機と言う事になるのだけれど、問題は現在のリファレンスであるTEAC−VRDS 25XSなのだが、未だにバージョンUPに出していない。別に現状の音で不満がないわけではないのだが、いっそCD-Pを交換するなら慌てなくてもいいか、、とそのままになっており、現状は旧バージョンのままである。

 しかし、プリをC−2800に交換してから、何故かADとの差が以前より少し開いてきたように感じている。例えば、以前オコラの「ベトナム」などを聴くと、CDもかなりの線まで来たものだと感じさせるものがあった。もちろんまだもう一息の感が拭えなかったのも事実だったが、それでも現在はそれよりももっと差があるように感じている。つまり何故かプリを交換してから更にもう一息に感じるようになったのだ。これが何故なのか良く分からない。僅かだが粒が粗く感じるのである。

 システムが変わったことによる状況変化なのは確かなのだが、それでもこの場合どう自分に理屈付けして良いのか分からないのである。プリのキャラクターに左右されているだけなのじゃないか、、。と言う不安もある。

 システムはトータルで音が決まる。これは確かだ。そうなると現状ではまだ見落としているものが数多くあると言うことになる。

 やはりCD-PをバージョンUPしてみるか、、それから次を考えるか、、何とも悩み所ではある。

 

 

 

 

2003/03/22
やると決めたら何処までも

 さて、先日ある方から私のホームページへ、身に余る程のご声援を頂きまして、大変感謝感激しております。また、皆様にいつもご迷惑をお掛けしており、深くお詫び申し上げたいと思います。

 これは、私の3月16日の日記も誤解を受ける内容となっており、ひょっとして更新が少ないけどそのうちホームページやめちゃうの?と思われてしまいそうな私の文面も原因です。ご心配をおかけしまして皆様申し訳御座いません。今日ここに今後の動向と抱負の説明を少々、、。

 私は基本的にサラリーマンであり、仕事をしております。このため時間の制約と言うものは多く発生します。また、当然ですがプロではないのでアマチュアレベルでのささやかな情報であるというのは事実。しかし、VAについては今後もやめる気はありませんし、出来る限りHP更新は続けたいと考えており、また、機器の試聴等は可能な限り公開したいと考えております。

 ただ、ここ数日前から珍しく長期の出張が発生しており、現在まだ帰宅出来ません。出先から先日買ったノートPCで日記を更新しようと安易に考えていたのですが、自分のスキル不足からか失敗しました。

 FTPの転送がポートの関係からか、どうしても出来ないのにびっくり。出先からもHP更新しようと数枚ノートPCに画像を用意して持ち出したまでは良かったのですが、何故かフロントページ2000とPHSパケット128Kbpsと言うのは相性が良くないのか書き換えが出来ません、、。何故?これは完全に月末まで更新出来ないのではないかとの不安がありましたが、FFFTPにて更新出来ることが判明。ただ、環境により背景や写真が出ないと言われる方がおられるので、今まではCGIのみで、HTMLファイルは使用を避けていました。現在テスト中です。

 当ホームページはこれからもがんばります。また、更新は日記程度となっておりますが、5月末までには必ず一度リニューアルも行う予定でおります。(現在作成中、これはBフレッツが予想外に難航しているためです。)しかし、サーバー変更の際は必ず2ヶ月はミラーサーバーとしてから移行しますので、皆様に「何処に行ったの?」状態にならないように考えておりますのでどうかよろしくお願いいたします。

 それからまた、VAは今までの枠に囚われない部分も含めて視野に入れて行きたいと考えます。このため時々PCの話題を書くようにしています。そして、機器は現在は多くの高級機を使用しているのは事実ですが、個人的には出来るだけ中級機のハイCP機器がモットーです。最近自分自身の懐疑的な部分は実はここにあります。ジレンマと言いましょうか、、。高級機は良くて当たり前、その技術を中級機に望む。そうでなければつまらないと思うからです。

 これからもやります!VとA。やると決めたら何処までも、、。皆様今後ともどうかよろしくお願い致します。m(__)m 

 

 

 

2003/03/16
グレードアップ
 さて、今日もITネタをもう一つだけ。先日3年半ぶりに携帯電話を交換することになった。別に自分が欲しくて交換したわけではなく、家族からの依頼である。(一番左図)

 実を言うと、僕は3年半前まで、携帯もPHSも一切使ったことがなかったのである。何となく性に合わないので使う気がしなかった、と言うより嫌いだったのである。しかし、どうしても必要にかられたので、仕方なく初めてこの時に携帯電話と言うものを買った。それが写真真ん中のものだ。CDMA1とか言うのだそうだが、とにかくその当時実際に通話してみて、一番声が聴き取り易い、双方向の同時会話が出来るのでこれにしたのである。特に声の切れの良さ(?)は別格だった。また、音の遅れがないのも素晴らしかった。

 ただ、欠点は待ち受け時間が短いことだった。どうしても僕は連続待ち受け時間が6日位必要な環境で使う必要があったので、どうしたものかと考えていた。すると、友人が「だったらPHSが良いよ」というので、今度は直ぐにPHSを試してみたのだが、これが実に使い易いのでその後はPHS派になった。声の切れもまずまずで、何より待ち受け時間が長いのが大変具合が良かった。電波の入りは携帯には負けるが、それでも市内なら十分だ。

 ところでこの当時は、あれほど「携帯&PHS嫌い」の僕が両刀使いになったので、友人からは散々皮肉を言われたのを覚えている。

 言い訳をしておこう。必要がないものは使わない、しかし、必要を感じたり興味を感じたら徹底して試してみる。自分に最適なものを見つけるために。やってみないと分からないからだ。

 さて、今回はあれから3年半、この愛用の携帯機種から、家族から依頼のあった、正直よく分からん新型に交換したのだが、果たしてこれはどうか?

 動画が送れる、メールが便利、写真も撮れる、カラー表示、と言うので機種交換してみたのだが、これが失敗だった!。まず、声の切れがイマイチで、周囲の音が大きい時は特に聴き取り難い。また、呼び出し音がソフト&メローでしっくりこない。また、個人的には折りたたみ式は、開く動作が必要なので応答するまでに以外に時間と手間が掛かる。うーん、、今回は正直、機種変更は大失敗だった。メリットをあまり感じないのである。

 ところで、オーディオ機器のグレードアップ交換もこれとよく似た現象はある。特に我々一般ユーザーなら必ずあると思う。絶対に全てが上回っているとは限らない時、どっちが良いか判断が難しい時、または大きくキャラクターが変化してしまう時、こういう時も本当に悩む。また、金額的にも簡単に試してみる、なんてことはまず出来ないので難しい。

 現在の悩みはCD-Pの行方だ、、、。

 皆様、ここしばらく月末まで更新が出来ないかもしれません。出来る限り早期に更新したいと思いますので、どうかお許しくださいませ。

 

 

 

 

2003/03/12
欲しくないもの(ノートPC その二)
 さて、今日も先日のオーディオ脱線ネタの続き、、。で、どのような基準で今回初めてノートパソコンを選んだか?と言うと、まず画面のくっきり感と見やすさを最優先したのである。インストールされているソフト群よりも、これを一番重視したのである。オフィスが入っていること以前にこれが最優先。

 ここが既に狂っていると我ながら思うのだが、パソコンだろうがTVだろうがプロジェクターだろうが、どうしても僕は「輪郭の線が流れるような、ソフトな穏やかな絵」というのが苦手なのだ。画面は常にくっきりとしていてシャープで、曖昧さのない描写が一番。そして次に選んだ基準はDVDがきちんと再生出来るかどうかが二番目。これも実際の日常生活映像のように輪郭が流れない絵が基準。

 そこで、何台か見てみたのだが、どうもピンと来ない。暗いし液晶の癖に何故か輪郭がソフトだし色が薄い。何でこんな感じなのか?と店員に尋ねてみると、どうやらこうでないと目が疲れるので売れないのだそうだ。本当かね?また、これが今の流行なんだそうだ。個人的にはCRTや三管に慣れているので違和感はかなりあるが仕方ないようだ。

 さて、文句ばかり言っていては肝心の買い物は出来ないので、百歩譲ってその中から出来るだけ自分の好みの絵に近いものを幾つか選んでみたのだが、これが面白いことに気がついた。何故か僕が選んだ候補の機種群は、ある共通点をもっていた。それは、こんな所に使ってあるとは気にしていなかったのだが、映像用のチップが僕が家で使っているリファレンスHTPCと同じ種類だったのである。しかも、大手のメーカーでノートパソコンでさえ、マルチメディアを謳う機種は、何故か必ずこれを積んでいるのに気がついた。へーえ、、奇遇だなあとも思ったがなんだか少し嬉しくなった。で、最終的な候補に残ったのは、SONYのVAIOとNECのLavie T。

 今回は写真右下に写っているPHSのモバイル通信機も買う予定だったので、予算の関係でLavie Tのセレロン1,6Gに決定した。さて、実際使ってみるとノートのせいか速度は、起動に3分もかかる位少しゆっくりしているが、しかし、それでも何とDVD-RAMが一倍速だが焼けるので、大きなデーターが扱えて便利だし、DVの取り込みからなんとDVDの作成まで出来るのにはびっくりした。

 更に、画質はイマイチだがTVチューナが付いていて、録画も出来るのはただ驚くばかりだ。それから、我家のHTPCと同じ映像チップと言うことと、外部CRT出力が付いているので、遊び半分で同じATIプレーヤーをインストールしてG70で再生してみたら、何と「クリスティーナ&ローラのサマータイム」が完全にこま落ちなしで再生出来るのには脱帽だった。(このソフトのこのトラックは特定のビデオチップとプリケーションの組み合わせでしか再生することは困難なのだ。)

 その他のソフトでは多少画面のぎこちないひっかかりがあるのと、三管に入力するとフォーカスのずれが出るのは仕方がないが、それでもむしろ凄い時代になっていることを痛感した。音はフォンジャックなのでオーディオにはかなり苦しいが、それでも外部にUSB接続のオーディオカードを使えばある程度はなんとかなる。

 で、トータルするとノートパソコンとは言え、普通に家庭で使うにはマルチメディア機器としては十分実用になると言うのが分かってなんだか複雑な心境になった。つまり今までの、俗に言う「シスコン」がいらない位の時代が来ていると思わせるのである。

 今回感じたことは、物の価値、値段の価値は非常に複雑化していると痛感したことだ。何をもって高いと言うか、安いと言うか、、それは買う人の感じ方一つ。

 

 

 

 

2003/03/07
欲しくないもの(ノートPC その一)
 ちょっと身の回りに事情があって、忙しくなり始めた。今回はいつもにはない程忙しくなる予定が入っているのだ。しかもかなり期間が長いのが分かっている。もう少し時間の効率を上げたい。

 そこで遂に仕方なく、欲しくないのだが必要にかられて、嫌々ある物を購入した。本当に欲しくないものだ。それは左図の箱、そうノートパソコンである。僕がパソコンをまともに始めたのは約3年前だ。現在我家には、既にデスクトップ型PCが4台もある。しかし、この内実際に使っているのは、はこぶね内のHTPC1台と、二階のWEB&最近始めた動画編集用PCの1台だけで、残りの2台はパーツ取り用に使って「単なる箱」と化している。電源を入れても動かないのだ。

 元々PCは苦手で、始めた頃は多くの方に色々と教えて頂いて、どうにか使える程度だった。センスがないのかもしれない。このため本来ならそれ程首を突っ込む世界ではなかったはずなのだが、オーディオビジュアルが絡んで来たら多少話が違ってきた。これはお遊びでやってみたHTPCが、びっくりするような高画質だったので、少しPCを弄る機会があった。これがあってから多少進歩はした。しかし、もちろん僕のような素人のいい加減な知識では突き詰めてやるにはまだ無理があるので、現在は適当なところでやめているつもりではいる。PCは使い始めるとキリがないのだ。

 ところが、色々な事情でそうも言っていられなくなったのである。どうしても持ち歩くPCが必要になってしまったのだ。オーディオビジュアルに使える部分があるから家でデスクトップPCは使っているだけで、必要がなければ使わない。特にノートPCは我家では意味がないので買うつもりなどまったくなかった。画面は見にくいし拡張性はないし、まさかVAには使わないし、ノート型と言っても持ち歩くのは結構重くて面倒、、また、どう考えても無駄遣いだ。

 しかし、今回は涙を飲んで(?)購入したのだ。何でかって?そりゃ、この予算があればもうほんの少し足せば、最近狙っているフォステクスの高級コードが買えるじゃないか!と思うからだ。オマエはどういう金銭感覚しているんだ!?と言われそうだが、僕にはノートPCの方が遥かにCPは低いのだ。嗚呼、これでしばらくコードは買えないなあ、、。不満タラタラで買ったので文句の一つも言いたくなる。

 で、そのような感覚ずれした僕だが、どうせ買うならきちんと選ぼうと思い、近所の電気屋に選びに行ってみた。しかし、やはりこれがなかなか自分の感覚にぴったりのものがないのだ。まず、画面が見にくい!。液晶だから仕方ないとは言え、現在の家庭用液晶プロジェクターとは格段の差があるではないか!。最近の家庭用プロジェクターは進化しているので、こんな「ぬるっとした輪郭の残像」の残りはない。なんだこれは!もう少しノート型液晶PCもがんばって欲しいところだと痛感した。

 さて、では僕のように狂った?VAマニアとして、どう言う基準をもってどんなものを選んだか紹介しよう、、。(またオーディオから脱線しているけど、、。つづく) 

 

 

 

 

2003/03/01
僕は紅茶党
 僕はコーヒーをあまり飲まない。嫌いではないが、それほど好きでもないからだ。だからカップに一杯だと多過ぎて必ず残してしまう。このため、お付き合いの上で何かの拍子に出されるお茶代わりのようなものとして、コーヒーが一般的だが、これが個人的には結構辛いものがある。飲んでいると飽きるし刺激が強し、どうも苦手だ。

 また、たまに飲むとしても、豆を挽いて一から作る少量ドリップのモカに限る。しかも、砂糖たっぷりのミルクたっぷりの完全な「甘党」で、知人からは「甘ちゃん」と呼ばれている。それから缶コーヒーはまず飲まない。出来合いのもので飲むのは、グリコのカフェオーレはたまに飲むが、その他はどうしても口に合わないのだ。

 ところが、これにひきかえ紅茶は大好きなのである。最低一度に二杯は飲んでしまう。もちろんこれも何でも良いわけではなくて、缶紅茶はパス。その代わり自分で入れるタイプの葉っぱタイプは手当たり次第に飲んでみる。シナモン、ハーブ、その他諸々、、デパートの地下などで売っている何だか分からない種類のものでも飲んでみる。しかし、お気に入りはTWININGSの黒いパッケージだ(名前忘れた!)。味付けはやはり砂糖たっぷりが好みだが、何故かレモン専門なのだ。ミルクは駄目なのだ。

 実は今日、買い置きが無くなったので買いに行ったら、お決まりの黒パッケージが切れていたので、仕方なく左記のもので我慢することにした。元々紅茶党なのでどれでもそれなりに我慢出来るが、やはり味は黒には負ける。黒は独特の香ばしい香りと味に苦味があって、漬け過ぎると苦味が強くなるのでタイミングが特に難しいのだが、上手く調整すると他の追従を許さないコクと切れ味が両立して、これにレモンが実に良く合って美味いのだ。

 ところで、このコーヒーや紅茶の好みというのは、何となくオーディオに似ている。コーヒーが好きと言う人でも、その味の好みは十人十色。砂糖なし、ミルクなし、特に濃い、飲んだら吐きそうになるほど苦いものを好む人もいれば、僕のように薄味、甘党、余分なものを入れないと飲めないと言う人もいる。紅茶もそうで、砂糖なんて入れるのはおかしいと言う人もいる。シナモンティーにレモンを入れるのは勿体無いと言う話も聞いたことがあるが、要は自分が好きなら何でも良いのだ。邪道も正道もない、好きならそれが一番だ。

 VAも同じで、例えば「長岡派」という、ある特定の音の好みに共通点を持ったオーディオ好きが存在したとしても、個々人が全て同じ好みかと言うと、絶対にそうではないはずだ。また、同じ機器を使っていても、部屋やソースが違えば感じ方も異なるはずだ。

 紅茶が好きな人が集まれば紅茶に対する色々な情報が手に入る。これは非常に有益だと思うし、世界が広がる。しかし、同じ味付けにする必要もないし、同じ感想を持たなかったと気にする必要などない。気に入ればそれがベストだ。もちろんかなり近い好みの人も存在することもあるが、それでも完全一致ではないと思う。

 わが道を行こう、自分で楽しむ世界なのだから、自分が一番好きな絵と音で楽しもう。いい加減な音と絵を!?

 

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