2012年
6月度
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2012/06/29 奇妙な味の事実 |
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さて、もう一ヶ月も経ってしまった。6月も終わりだ。何をしているのか?というと、色々あった。
まず、体調崩したのが一番きつかった。オイラも段々老化しているんだと改めて実感。 で、やっと持ち直して、さてビジュアル&オーディオ、と思ったが、映像はイマイチ食傷気味。 3Dはお呼びじゃないし、4Kテレビを観に行ったら、これは段々結局CRTに近い絵になっているのに気がついて、アホらしくなって退散。(笑)何だコレは?個人的には感動無し。普通の絵になっている。しばらく映像はやる気無しのままだ。 そこへ来て、今月は信じられないようなおかしな法律が出来た。読んでみると、如何にも筋の通った尤もらしいことを言っているようだが、これが無茶苦茶な話でびっくり、。これがまかり通る我が国ニッポンに驚くばかり。これは無実の人が多数捕まるような話である。何だコレは?ジョークなのか? そもそも、決めている連中が意味を分からず賛否しているのだから呆れてモノが言えない。これがまじめな事実だとはこれまた奇妙な話だ、。 これ、師の「大衆は圧倒的にバ○である」との言葉を思い出したぐらいだった。もう選挙に行くのは止めるかな。(笑) で、ならば何をするかな、、と言うと当然「アナログ」である。 これなら文句も言えまい。ざまあみろ。(笑) さて、ではお題は?と言うと、個人的には別所で紹介しているアナログレコードに復活した「リファレンス・レコーディングス」の新盤を押したいところだが、出来るだけネタはかぶらないようにしたい。 となると、これだ。 写真は外盤A級セレクション225番 「ヴェルナー・ピルヒナー/EU」 (ECM1314〜5) 何だコレは?と言う無かれ。実は、最近幾つかの復刻LPが出ており、国内でも普通に買えるようなので、興味本位で買ってみたのである。(これは中古や新古ではなくて一応新盤「限定盤」らしい) 右が以前のオリジナル、かどうか分からないが、1990年頃買ったように思う当時の盤。 で、左が今回買った復刻?「新盤」なのである。 初版(P)は1986だから、実に26年の歳月が経っていることになる。 長岡先生の批評は「わかりやすいようでわかりにくい、奇妙な味の音楽のオムニバス」となっている。 正直、確かにこれは奇妙な味の音楽だ。極めつけの現代音楽やアバンギャルドではないのだが、何とも言えない訳の分からないクラシック音楽のオムニバスで、失礼だが、とても新境地、または超名盤とは思えないような音楽だ。少なくても、僕自身が好んで音楽として聴くことはない。 但し、当然だが録音は良い。 しかし、何故かこれが復刻されているから、これまた奇妙な話。 何故なのだ?超有名なのか?全然ピンと来ないのだが、。(1987年度ドイツ・レコード賞は受賞しているし、ゴダールの音楽には使われているらしいが。) で、それはさておき、早速に音を聴き比べてみると・・・ うーむ、、確かに微妙に音は違うと言える。が、違う日に別々に聴いたら、自分のシステムでも、どちらがどちらか分からないのである。 どういうことか? 最近幾つかの復刻盤を買う機会があった。それらは、まずオリジナルとは「明らかに」音が違う。意図的に変えてあるのだろうが、それぞれの良さがあったり、がっかりしたり、と、オーディオマニアの楽しみの1つとなっている。当然だ、だからこそ復刻盤なのだ。 が、この盤は何となくだが、20年ずっと人知れず密かに売られていたのか、それとも20年経って、ふとまた普通にプレスを再開したのではないか?というよう感じなのである。 本来なら、もっと音が違ってもおかしくないはずだ。スタンパーや機材、マスターの消耗だってあるのだから。 しかも、ジャケットや盤質、全体の作り、などでも、どちらが新旧かまったく判別出来ないのである。 何だコレは?これも一種のジョークなのか? そういう意味で極めて貴重で奇妙なのである。(値段も当時と殆ど変わらない。) これぞ本当に、何もかも全てが奇妙な味のLPだと言えるかも、。(それが狙いなのかな・・・) |