2011年

8月度

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2011/8/31
節電してますか?
 あっ!という間の無更新一ヶ月が過ぎてしまった、。(先月と同じパターンかな)

 この調子だと、次の「ああっ!」で一年位行きそうだ。(笑)

 で、それはいいとして本題。

 先日、以前から気になっていた怪しい(失礼)電球を買ってみた。

 そう、最近流行の「LED」電球である。

 まず、写真上左が、はこぶね内部で使用している、お気に入り電灯の電球。通称「レフ球」と言って、透明白熱球に反射板と傾斜を付けたスポット球で、白熱球よりも直進性が強い代わりに明るいという利点がある。

 はこぶね建造の頃は、僕もノーマル(?)に蛍光灯の電灯を付けていた。しかし、これが意外にメンテナンスが面倒で、更には維持コストが高く付くし、おまけに蛍光灯だからプチノイズが入るので、嫌になってこの電球に交換したのである。

 細かいことを言うと、ここに来るまでも多少試行錯誤はした。まず、ありきたりな「ナス球」を初めに使っていたが、これは金魚すくい屋台みたいで格好悪いし、多少穏やかな光の電球なので、明るさがイマイチになる。そこで、クリプトン球にしてみたが、これは高圧ガスが入っているらしく、ノイズ面ではちょっと気になった。それに、高価なので長く使うには気が引ける。

 で、結局上記のレフ球にしたのである。これは当初は110V100W型だったが、最近になって写真のような、110V100W相当60W(ややこしい)に交換している。電気代を多少でも安くするためである。

 感触としては、100W型に比べると僅かに明るさが落ちるのは仕方ないが、6灯+1灯と使っているので、部屋トータルの明るさはまったく問題ない。ナス球よりも遙かに明るくパワーがある。

 また、この電球は非常に優秀で、更には隠れた利点がある。それは、アナログレコードの盤質や傷、機材の傷をチェックするのに猛烈な威力を発揮する。それに、綺麗でハイセンス光なのだ。(ナス球とはイメージが全然違う)

 丁度、ブティックのショーウインドウをイメージしてもらうといいかもしれない。例えば、「M(ミント)コンディションで一度も針を下ろしていない」、なんて書いてあるレコードが、ウソかホントか見破れる位だから凄い。蛍光灯の下では殆ど分からないレコード盤のトレース傷でさえ反射で確実に識別出来るのだ。

 この明かりの下で傷が無く綺麗だと感じる機材は、本当に無傷とも言える感じで、何処に出しても胸を張れる。(何だそれは?)機材を大切にするには良いのである。

 それ位の明かりなので、現状でも非常に気に入っている。レコードを聴く人にはお勧めである。

 ただ、問題は電気代だ。蛍光灯よりはロスが少ないので維持費の面では有利だが、7灯全部付けていると、単純に計算しても、100Wなら700W、60Wなら420W食っているので、小型定額エアコンになってしまう。

 もう少し低く出来れば良いのだが、、と思っていたので、以前からLED球には興味はあった。しかし、今度は値段が問題。実にレフ球の10倍(笑)の価格なので、単純計算だと、反対にコストトータルでは高くつくので本末転倒状態だった。

 つまり、交換しても結果的に「意味無い」現象が起きるのだ。しかも、LEDはちょっと暗いのではこぶねには向かない。

 しかし、そろそろ改良も進んで来たし、コストも半分になったというので、今回は一つだけ買って実験をすることにした。(当然アホですから・・)

 何故かと言うと、写真下に映っているのはLED電球型自家発電懐中電灯である。リールのようなハンドルを回して自分で充電して使うもので、災害用として最近は重宝されている。

 これの左は数年前に買ったものだが、電池が要らないのは良いが、手動充電そのものが結構大変。まず、充電には5分間も連続でハンドル回さないといけないので疲れてしまう。釣りをする人なら分かると思うのだけれど、重さのあるリールを5分間回し続けるのは非常に重労働なのだ。。

 ところが、写真右が先日買った新型のLED懐中電灯だが、これはハンドル回しは約1分半程度でよく、しかもその後30分間は連続で使えて、更にライトの改良が進んでいるようで、明るい(!)のである。これは良い。

 なので、この調子なら多少LED電球も改良が進んでいるだろう・・と、密かに期待して今回は上記の電球を買ったのである。

 お値段は一個1690円だったから、まあまあの線。以前は3000円〜4000円だった。因みに、レフ球は370円である。(笑)

 で、肝心の結果はどうか?というと・・

 まず、今回の明るさは485ルーメンタイプを買ったので、まずまず明るい。確かに60W相当の明るさに感じるので、これなら何とかなるように思うし、しかも電気代が7分の1なら使う価値はあるかもしれない。

 進化を感じるのだ。ただ、こうなるともう少し待てば更に良くなって、今のが見劣り、使い劣りするようになる、、という何時ものパターンになるような気もする。(苦笑)

 欠点としては、チラツキがあること。これは電子回路が入ってるので仕方ない。ただ、蛍光灯よりもチラツキの幅が長いように感じるのはちょっと気になる。また、意外に熱を持つということ。それから調光型に使えるものと使えないものがあるので注意が必要。

 また、やはりインバーター内蔵だと思うので、オーディオの音、特にアナログ系にはどうだろうか?これは全て交換して比べないと分からない。

 では全て交換するか?と言われれば、何とも言えないのが正直なところ。そこまで今する必要があるかどうか難しいところ。蛍光灯なら交換するのが良いかもしれないが、僕のように環境が特化されている場所には少し考えてしまう。

 玄関灯や通路電灯には良いと思うので予算があればそちらは交換したい。また、室内灯についても、今後の照明器具はこの手の電球がメインな仕様になってくるような気はする。それとも、丸形のLEDが出てくるのかもしれない。

 しかし、今はまだ思案中だ。。

 さて、皆さんはどうでしょうか?

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