2011年

6月度

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2011/6/30
メタボフォン?
 さて、6月も終わりになってしまって、最近は時間が経つのが凄く早く感じる。

 本当は仕事が猛烈なのに、ステレオ誌の工作特集とアナログにはまっていて、全部そっちのけだったのだが、。(アホである)

 で、それは7月のネタにするとして、今日のお題はこれ。

 先月、久しぶりに携帯電話を交換した。世情はコレ一色の感もある「スマートフォン」である。

 以前の携帯電話は2005年5月に買ったものだから、実に6年間使ったことになる。

 ただ、今回は自分で望んで交換したわけではなくて、知人の勧誘がうるさいので、仕方なく交換したようなものだった。

 個人的には今までの携帯に不満は殆どなかった。むしろ、当時の選択は最高だったと思う位、実用的で良かったのだ。

 当時としては、先進的なWebブラウザ搭載、Eメールも転送OK、文字は見やすく、通話品質は聞き取りやすくてとても優秀だった。それが証拠に現状の新機種(携帯電話タイプ)でも内容は殆ど同じパターンで、大きさ以外古さを感じないのである。

 なので、あんまり気が進まなかったのだが、流石に携帯会社からも今の携帯電話はもうすぐ使えなくなるので交換しろ、とDMが来る位だったので、仕方なく交換するはめになった。でも、どうせ交換するなら新しいものに手を出すのがオイラの性格。

 ただ、料金を考えると、最近の携帯会社の価格設定は、6年も貯めたポイントを使うよりは、NMP(ナンバーポータビリティー)をした方が安くなるという、変なことになっているのには複雑な心境だ。

 まあ、それ位競争が激しいのだろうな。

 そこで、今回は写真の機種に交換した。

 が、既にもう新機種が出ているのでこれは旧型と言われるから、激速モデルチェンジサイクルの世界だ。。。

 

 で、ひとまず一ヶ月位使った感触だが、これはもう「携帯電話ではない」とさえ感じる。

 当然だが、アンドロイドというOSを使ったミニPCというか、むしろPCがメインで、それに「電話の機能を付けた」ような感じだ。また、PCとしては、丁度昔あったWindowsCEの小型版のようなイメージかな。

 ただ、やはり出始めなのか不具合が凄い。これには恐れ入った。携帯電話では考えられないような動きをする。意味もなく再起動を繰り返すからびっくりである。もうWindows98でも思い起こさせるような不安定さで参ってしまった。

 でも、現状では世間はこれ一色だから何とも時代を感じる。CMなんか殆どそうだし、もうオーディオ関係の雑誌でも、これがトップの記事になっているから驚きだ。

 電池の消費量が凄いので、純正より更に強力な電源に交換する羽目になったが、ルックスはスマートフォンならぬ、メタボフォンとでも言うべきか、。

 こうなると、何だかオーディオの世界に似ているような気もする・・・。電源を変えたり、ケーブルを変えたり、アクセサリーを付けたり、と。、

 しかし、この状態だと近いうちにまた交換する羽目になるかもしれないなあ・・。

 

 でも、悪い面ばかりでもなくて、今までの携帯電話では出来ないような恐るべき機能も付いているのも事実。ある意味でハイテク機材のごった煮でもある。

 ナビはあるし、音楽プレーヤーにはなるし、ゲームもあれば、仕事用PCにもなるし、アプリケーションを入れると置き型PC顔負けの「何でもあり」機材に変身するのも確かだ。しかも3Dもどきの機能が付いている。(笑)

 何とも凄い時代で感心してしまう。

 まあ、尤も現状ではローマ法王がiPadでツイッターに投稿する時代だから、驚いてばかりもいられないか、。

 ただ、交換後に未練があるのは、iPhoneだった。こちらにすれば良かったかな?と思う面もある。やはりスマートフォンの先駆者だけあって、完成度が高いようだ。

 特に、本格スペアにも変身するアプリが用意されていて頼もしい限りだ(MJ無線参照)。残念ながら、アンドロイド用にはそこまでの機能をもったアプリはまだない。校正マイクまでサポートしていないのである。

 アンドロイドアプリの開発者にオーディオマニアがいないのかもしれない。これはちょっとおしい。

 また、オーディオ関係では、リモコンがこれで代用出来るから舌を巻く。不満はこれから解消されていくだろうし、そのうちこれが必需品になる日が来るかもしれない・・・

 オーディオ用スマートフォンも出てくるかな?(現状でもPCMレコーダーになるアプリはある。)

 果たして、今後の携帯電話の変容はどうなっていくのだろう。

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