2010年

2月度

HOMEへ つれづれ日記TOPへ

※注: 先日から掲示板への自動スパムが多いので、パスをかけました。パスは僕の現在のネッシーの使用ユニット「○○○○○○○○」(ハイフンなし)を半角としました(笑)。駄目ならまた変えます。

 

2010/02/17
そんなオイラも・・
 さて、先月の抱負から随分時間が経っていて、ホントにやる気有るのか?と言われそうだけど、色々あってなかなか事が思うように進まない。やることがトロいと我ながら実感しているのだけれど、歳なのか?。

 まあ、もう一つは、寒いと動きが鈍くなるゴキブリ体質のオイラだけに、先月はセミナーやら何やらで自分の時間は全てお預け。まあ、要領が悪いのと、人間としての容量が足りないのが原因だろう。。 

 ところで、人は皆、必ず歳を取る。当たり前だ。が、それを感じさせない人も多く存在する。

 で、今日は写真の通り。もう説明の必要はない程、有名な彼に合掌。

 僕は自他共に認める、所謂「ちょっと変人」であるので、皆が好むものを好まない、多数決では少数派、偏屈、と言われている。

 なので、人気のアーティストにはあまり反応しないことが多い。これは若い頃からそうなのだが、別に反抗しているわけではない。

 が、そんなオイラもちゃんと買いました。

 そう、マイケルジャクソンのBD(ブルーレイディスク)「THIS IS IT」。

 ただ、写真だけみると「何だ、もしかしてマイケルオタクだったのか!?」と思われるかもしれない。

 何しろ後ろに写っているのは、今をときめく80年代の名盤「スリラー」の国内版AD(死語!)と輸入盤AD(US盤中古)、更にはSACDもあるのだから。(笑)

 ただ、実は国内版CDも持っていたのだが、何度かの引っ越しで紛失してしまった。

 実を言うと、これが一番音が良いのだが、もう入手出来ない。

 また、このアルバムは思い入れがあって、とても懐かしい。当時まだ学生だったが、丁度この頃にオーディオの音にはまり始めた多感な頃だったので、ジャンルは幾多に及んでいたので、このアルバムも良く聴いた。

 特に、スリラーはADからCDへの雪崩現象が起きていた頃だったので、近所のオーディオショップでもよくかかっていたっけ。

 またこの頃は、初めてオーディオシステム(当時通称バラコンと呼んでいた)を買ってもらって、25センチウーハーとリボンツイーターのパイオニア3ウェイの市販スピーカーを使っていた頃だ。

 が、この頃、オーディオショップで聴いた、今では環境問題で幻となっているベリリウム製のヤマハのフルレンジの音に驚いた経験があった。

 壮絶な切れ込みと炸裂感、ピンポイントの音場感、ステレオ感に目から鱗が落ちる思いだったのを今でも覚えている。

 これで聴くスリラーは本当にショッキングな音で、3ウェイを凌ぐ聴感上の広大なDレンジ感は、今の方向性を決める一つの要素になっていたのかもしれない。

 だって、「何でウチの3ウェイよりダイナミックな音なんだ!?何故なんだ??」と驚いた思い出がある。

 

 さて、肝心の「THIS IS IT」だが、これがなかなか楽しめる。既に彼が亡き後に作ったものだから、かなりの制約があるにもかかわらず、非常に上手く編集されていて驚くばかりだ。

 「キング・オブ・ポップ」の名にふさわしいエンターテイナーの隠れた直向きな姿勢が映っていて、感銘を受けることしばしば。若いスタッフに対する彼の態度は、極めて謙虚でとても好感が持てる。

 画質はSDの練習風景とHDのカメラが入り乱れているので、かなり厳しい部分もあるが、HDの特に3Dの編集部分は恐ろしく高画質で、彼が既に次の時代を先駆けていることが分かって唸ってしまう。

 そう、この時既に3Dを作っているのだ。

 上手く書かれた紹介ページがあるのでこちらも参考になると思う。

 個人的には、音はBDのDTS-HD MAなのでオーディオの音のPCM96Khz/24Bit並にはいかないが、それでも低域はたっぷりしているにもかかわらず、切れが良く全体としては楽しめる音楽モノになっている。これを観ると、80年代当時の自分に帰れると言うか、何だか元気が出てくるのだ。

 

 さて、それではそろそろオイラも元気を出して、今年の抱負に向かって進もうかな・・。

 

HOMEへ つれづれ日記TOPへ